Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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スターバックスは変わるけど、変わらない。ニューヨークとスタバの関係はどうなる?

チョコレートにしても、シリアルにしても、アメリカの食品メーカーは、いわゆる老舗が多いです。創業100年以上で、現在も愛され続けています。スターバックスは、ハワード・シュルツが33年前の1987年に店舗と商標を購入しました。現在はおよそ90の国と地域で営業を展開し、店舗数は2万2千店を超え、ニューヨークのマンハッタンだけで、250軒ほどあります。ニューヨークの1号店は1994年だといいますから、まだ26年しか経っていません。でも、このニューヨーク1号店はもうありません。。。


さて、スターバックスのCEOでプレジデントのケビン・ジョンソン氏の手紙の最終回です。


原文はこちら。
  ↓
https://stories.starbucks.com/stories/2020/a-time-for-resilience/




With health officials’ recommendations and evolving local governments’ directives, it may seem that the business environment during this pandemic is ever-changing. 


保健局の人たちに勧められていることや、地元政府の指示の出し方を考えると、どうやら今回のパンデミックの間、経済状況はずっと変化し続けるだろうと思われます。


Regardless, the path for Starbucks has been clear and consistent since the beginning of this pandemic. Our goal has been to protect customer and partner safety, support local government and health officials while working to exceed their guidelines for safety, and to show up in a positive way for the communities we serve.


いずれにせよスターバックスの方向性はパンデミック当初から、ずっとはっきりしており一貫性があります。我々の目指すものは、求められる安全性以上のことをやり、地域のために積極的に関わっていきながら、お客様と仲間たちの安全を守ることであり、地元の政府と保健局の方々をサポートすることです。


This much I know is true: connection and community are fundamental to humanity. As we gradually come out of isolation, people will continue to crave connection and crave a sense of community.


これは本当だと言えます。つながること、地域に奉仕することが人間としての基本です。私たちは徐々に隔離状態から抜け出すにつれ、人々は繋がりと地域感覚を持つことを切望するでしょう。


So that is our job now: to build a bridge to a future that – yes – will look different, but that stays true to Starbucks mission and values. We will build it together, and it will carry us all to a better tomorrow for Starbucks and the communities we serve. 


そこで我々の今なすべき事は、未来へ橋をかけること、そうです、これまでと違うように見えるだろうけれど、スターバックスの使命と価値は変わらずそこにあるということです。一緒に橋を架けましょう。その橋はスターバックスと地域にとって、よりよい明日へと我々を導くでしょう。


Out of this crisis, just as those of our past, will come lasting progress. I predict that progress, whatever shape it takes, will lead to greater joy in each of us and more sense of community than we’ve ever known.
Stay strong and stay safe.


過去に乗り越えたように、この危機を乗り越えれば、さらに進み続けることができるでしょう。何があろうと進み続ければ、更なる喜びと、今まで知らなかったた地域との結びつきを見出すことができるでしょう。
頑張ろう、そして元気でいましょう。


With gratitude,
Kevin
感謝を込めて
ケビン



スターバックスのCEOであり、プレジデントである、ケビン・ジョンソンは現在59歳。
1992年~2008年までマイクロソフトで働いていました。
スターバックスに入ったのは、2008年。2015年から2年間プレジデント(代表取締役社長)であり、COO(chief operating officer---最高執行責任者)でした。
創業者のハワード・シュルツ(Howard Schultz)の辞任にともなって2017年から
CEO(chief executive officer---最高経営責任者)となりました。


スターバックスの創業者は、この人。ハワード・シュルツ氏。(Howard Shultz)たった4店舗のコーヒー店を世界的なコーヒーショップに成長させた方。
現67歳。スターバックスを辞任して、大統領選に出馬かと噂されましたが、それはなかったようです。



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