今年は秋に開かれる、ニューヨークシティマラソンの規制は?
ニューヨークマラソンは、見るのも楽しいですが、参加するともっと楽しいと思います。世界中からランナーが集まって、タイムや着順にこだわって走る方もいらっしゃれば、ニューヨークの街を楽しみながら走ったり、独自のスタイルでお祭り気分で走ったりする人も多いです。ところどころでライブ演奏などのイベントが開かれているので、その日は朝早くからマラソン一色です。
2018年は国連本部の前がスタート地点で、セントラルパークがゴールでした。4月に開催されました。
参加者はすごい蜜状態。
去年は、バーチャルになりましたが、今年はワクチン効果で、開催できるそうです!
"6sqft"というオンライン情報サイトで今年の開催について読みました。
原文はこちらです。
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https://www.6sqft.com/new-york-city-marathon-2021/
The NYC Marathon returns this November at 60% capacity
ニューヨークシティマラソンが60%の人数制限で11月に帰ってくる
POSTED ON MON, MAY 17, 2021 BY DEVIN GANNON
Runners, take your mark. The annual New York City Marathon will be held this fall after last year’s event was canceled because of the coronavirus pandemic. Gov. Andrew Cuomo on Monday announced the world’s largest marathon will take place on November 7, the 50th running of the race. Participation will be limited to 60 percent capacity, or 33,000 runners, according to the governor.
ランナーのみなさん、マークしましょう!去年の大会はコロナパンデミックで中止になった恒例のニューヨークシティマラソンですが、今年は秋に開催されます。アンドリュー・クオモ知事が月曜日、第50回目の世界最大のマラソン大会を11月7日開催すると公表しました。知事によると、参加人数は60%制限の3万3千人になるということです。
“The Marathon is back,” Cuomo said during a press briefing on Monday. “That is a great, great New York event that excites people all across the globe.”
月曜日に開かれた記者会見で、クオモ知事は次のように言いました。「マラソンが帰って来るぞ!」、「世界中の人々を熱狂させるニューヨークの大きな大きなイベントだ!」
Health and safety guidelines will be in place, including social distancing and the elimination of touchpoints. Runners should also be “prepared to provide a negative COVID-19 test result or proof of a complete vaccination series prior to running in the marathon,” according to a press release from New York Road Runners.
ソーシャルディスタンスィングやタッチポイント(観客との接点など)廃止を含んだ、健康と安全のガイドラインが実施されることになるでしょう。また、ニューヨーク・ロードランナーズの記者発表では、ランナーは「走る前にコロナ感染検査で陰性であることの証明、あるいはワクチン接種が完了していること」が求められるということです。
When registration opens on June 8, only 33,000 runners will be allowed to sign up. However, according to Cuomo, the capacity restrictions could change before the race, allowing more participants to register.
参加登録受付は6月8日から始まりますが、たった3万3千人のランナーしか参加できません。しかし、クオモ知事によると、人数制限はレースの前にもっと受け入れられる方向で変わる可能性があるということです。
Runners who registered for the 2020 marathon were given the option to receive a full refund of the entry fee or a complimentary entry for the 2021, 2022, or 2023 NYC Marathon. According to the NYC Marathon, 54 percent of the 30,000 runners who registered for last year’s event prior to the cancellation chose to run this year’s race.
2020年の大会に登録したランナーは参加費の全額返金か、2021年、2022年、あるいは2023年の大会への優先参加権が得られます。ニューヨークシティマラソン実行委員会によると、去年、中止が決まる前に登録した3万人のランナーのうちの54%が今年の大会の参加を決めているということです。
What began in 1970 as a race of about 100 runners in Central Park, has grown to become the largest marathon in the world, with 50,000 runners from around the world participating. As 6sqft previously noted, the event generates over $400 million for New York and is a huge boost for tourism.
1970年にセントラルパークで約100人の参加で始まった大会は世界で最も大きなマラソン大会へと成長しました。(いつもは)世界中から5万人のランナーが参加します。6sqft(情報サイト)が事前に調べた結果、このイベントはニューヨークで4億ドル以上の収入を海だし、観光の大きな目玉となっているのです。
“This will be an unprecedented and historic year for the TCS New York City Marathon as one of the most iconic New York sporting events makes its return,” Ted Metellus, Race Director, TCS New York City Marathon, said in a press release. “As we stage a safe and memorable race for the 50th running, this year’s marathon will showcase our great city’s strength, inspiration, and determination.”
TCSニューヨークシティマラソンの大会委員長である、テッド・メテラスしは、「最も象徴的なニューヨークのスポーツイベントのひとつがもどってくるんだから、TCSニューヨークシティマラソンにとって、今年は前代未聞で歴史的な年になるだろう。」、「50回目の大会が、安全で記憶に残る大会ということで、今年は(ニューヨークという)偉大な都市の強さ、影響力、決意をしめすことになるよ。」と述べました。
日本は今、オリンピック開催に向けてどうすれば安全安心の大会が開かれるかを検討中ですが、オリンピックはマラソンを含んだあらゆる競技の別格のイベントですから、日本がどういう大会を行うのか、行った結果はどうなるのかにも、世界中が注目するでしょう。
Englishラボ
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