ニューヨークの大型スーパー「ホールフーズ」(Whole Foods Market)のロフトで見つけた英語。
ユニオンスクェアの前にあるホールフーズです。いわゆるスーパーですが、ちょっと高級感もあるし、オーガニックにこだわっていて、最近はamazonが買収して話題になりました。生鮮食料品も含めて売り方もかなり変わってきています。
こんな感じです。
さて、今回は次の1枚です。
定冠詞付きの"the Loft"です。
その下の英語はこうです。
COFFEE BAR コーヒーバー
FRESH JUICE フレッシュジュース
COMBUCHA TAP コンブチャサービス
SMOOTHIES スムージー
SEATING ご休憩
ART アート
RESTROOMS お手洗い
これらから、色々なことが分りました。
1. "bar"はアルコールだけじゃない。
普通"bar"単独だと、アルコールを出すところになりますが、"a ~ bar"となると、特定の食べ物や飲み物を提供する場所、となります。
コニーアイランドの次の写真に、"CLAM BAR"という文字が見えます。サラダバーやワインバーは、日本でも定着してるよね。
2. スムージーは、始めから可算名詞。
"fresh juice"には、"s"がついていないのに、"smoothies"にはついていますね。どちらも物質名詞のように思えますが、ロングマンでは、"smoothie"は可算名詞となっています。定義を引用します。
"smoothie"
[countable] a thick drink made of fruit and fruit juices mixed together, sometimes with ice, milk, or yoghurt
(氷やミルク、ヨーグルトなどと果物や果物ジュースを混ぜ合わせて作った、濃い飲み物。)可算名詞
それに対して、「ジュース」は・・・。
"juice"
[countable, uncountable] the liquid that comes from fruit and vegetables, or a drink that is made from this
(果物や野菜から出た液体、もしくはそれから作られる飲み物)
3. "seating"は、"seat"が目的にそって並べられた「座席」のこと。
英和辞典では、どちらも「座席」という訳が出てきますが、"seating"は、劇場や会議室のように、"seat"が並べられた全体を指します。だから学校の「座席表」は"Seating Chart"です。
"loft"の定義をロングマンから引用します。アメリカ英語とイギリス英語で定義が違います。
"loft"
American English a raised area above the main part of a room, usually used for sleeping
アメリカ英語では、部屋の主な部分から一段高くなっている場所で、通常寝るために使う。
British English a room or space under the roof of a building, usually used for storing things in
イギリス英語では、屋根がある部屋、またはスペースで通常物置として使われる。
Whole Foodsで売られているKombucyaはこれ!
"LOVE"の文字と紫色がなんとも意味ありげ・・・。
これも。
LOVE Potion(惚れ薬)と間違えませんかねぇ~。
昆布茶といったら普通これでしょ。
そうです!実はアメリカのKombucyaは昆布茶ではないのです。
いわゆる以前はやった、「紅茶きのこ」だそうです。やはり、健康食品としてNew Yorkでブームになっています。。。
詳しくはこちらにあります。→http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/2206
TAP はひねったら出てくる栓だから、ご自由にお飲みください、ということだと思います。
"art"(アート)が他の単語に混じって、ここに書いてあるのは、ロフトの一角に次のようなコーナーがあるから。
↓
ニューヨークは芸術家が多く集まっているからね。ホールフーズはその人たちの作品を展示して応援しているのです。ローカルは、田舎のっていう意味じゃなくて、「地元の」。「地元」=「田舎」じゃない。ニューヨークに住んでいればニューヨークが「地元」。
このロフトには、まだまだステキな英語があったから、明日も読んでね!
Englishラボ
MisTy