ニューヨークのクィーンズにある巨大ビル、「スタンダードモーターズプロダクツビル」（Standard Motors Products Building）。

2019/02/04 00:00

New Yorkのクィーンズ地区。36st Stationで降りました。屋上菜園をしているビルを見に行ったのです。

このビルです。

観光ガイドには載っていません。
Englishラボのアソシエイツの一人が、屋上緑化の専門家で、New Yorkに行くなら是非見てきてと言われ、行ったわけです。

以前ブログでも、「有機栽培」をやっている屋上菜園のことを書きました。（こちら。）今回はこのビルのことをもう少しご紹介します。

航空写真で見るとこんな感じ。周りの雰囲気とはまるでかけ離れた、屋上だけの農場です。

すごく大きいビルだ、というのが最初の印象。でもマンハッタンにあるような豪華さと歴史を感じさせるビルではありません。周辺の感じからして、マンハッタンのファイザー本社のような感じもしません。とにかく入り口を探しましたが・・・。

ビルの入り口には、全く農産物とは関係なく、"STANDARD MOTOR PRODUCTS"
と書いてあるだけです。

ここから、入っていいのかなー？
中を覗いていると、受付にいた男性が、入れ、と手招きしてくれました。

中に入ると（　＾ω＾）・・・中はキレイ！

訳を話すと、「確かにおっしゃっているのは、このビルです。」といって、屋上の見学が可能かどうか電話してくださいました。

やはり、関係者以外は特別なアポイントメントがないとだめでした。産直のようなフェアもあるらしかったのですが、日程的に無理でした。ロビーの写真だけ撮らせていただきました。

分かったことは、このビルは、"Standard Motors Products Building"という名前のオフィスビルだということ。しかも、結構歴史があるということ。

ビルの説明を写します。（原文はこちら。カッコ内注釈はMisTyによる。）

The SMP Building was originally built in 1919 as the Karpen Furniture Factory. The building has been converted to the premier modern, multi-tenant commercial office building in Long Island City, and caters to a diverse range of businesses including technology, media, architectural, and entertainment companies and a growing artistic, intellectual community located one stop from Manhattan.
Situated in the heart of LIC, the building features a one-of-a-kind, one acre farm atop the roof, newly renovated lobby which showcases local artist and retailers, with tenant amenities including a coffee bar, food café and wine shop.

SMP(Standard Mortors Products---スタンダード・モーターズ・プロダクツ）ビルは元々1919年にカーペン・ファーニチャー・ファクトリーとして建設されました。このビルは、以来超近代的で、多様なロングアイランドシティのオフィスビルへとその姿を変えてきました。そして、現在はマンハッタンからすぐという位置にあって、テクノロジー、メディア、建築、エンターテイメント関係の会社のような多岐にわたるビジネスや、成長を続ける芸術的、知的なコミュニティーの要求に答えています。
ロングアイランドシティの中心に位置し、類を見ない１エーカー（約4050㎡）の屋上菜園を有しており、ロビーを改装してコーヒーバーやワインショップを入れて、地元のアーティストや小売店に開放しています。

その写真がこれ。（わかりにくくてすみません。。。）