Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨーク、マンハッタンのハーレムの壁画の英語から、「ミランダ・ライツ」へ。

ニューヨーク、マンハッタンの北にあるハーレム地区には、あちこちにストリートアートがあります。セントラルハーレムにあったアートの英語に引きつけられました。


これです。



”KNOW YOUR RIGHTS"     「自分の権利を知っておこう」


"Watch the cops"   「警官に気をつけろ。」


"Write down the officer's budge #, name and/or other identifying info"
「警官のバッジナンバーや名前、その警官が特定できる情報を書き留めろ。」


"Get medical attention if needed and take pictures of injuries" 
「必要なら治療を受けろ、だから傷の写真を撮っておくんだ。」


されに、書かれている英語の一部を拡大しますね。



"You don't have to answer any questions from police.
When they approach, say "Am I being detained, or am I free to go?" If they detain you, stay silent + demand a lawyer. A frisk is only a pat down. If police try to do more than that, say loudly,"I do not consent to this seach."


警官からの質問には答える必要なし。警官が近づいてきたら、こういうんだ。「拘束する?行っていい?」もし、拘束されたら、黙って弁護士を要求するんだ。ボディチェックはただ服の上からパタパタするだけ。もしそれ以上のことをされそうなら、大声でこう言うんだ。「こんなやりかたには同意ししてない!」


アメリカには、警官による不当逮捕や、暴行事件がよく起ります。最近は防犯カメラにその一部始終が記録されているので、その映像がメディアで公開されたりします。ニューヨークの治安は最近はとてもよくなっています。日本では未だにニューヨークは治安が悪いと思われているかもしれませんが、東京のすべてが安全というわけではないのと同じです。


このストリートアートの英語を読んで、「ミランダ・ライツ---Miranda Rights」を思い浮かべました。”Law and Order(ロー&オーダー)"などのアメリカドラマをご覧になった方はご存じだと思いますが、警察が容疑者を逮捕するときに、必ず言う(言わなければならない)文言です。


次のように言っています。


You have the right to remain silent.
あなたには黙秘権がある。


Anything you say can and will be used against you in a court of law. 
あなたの供述は、法廷であなたに不利な証拠として用いられる事がある。


You have the right to have an attorney present during questioning.
あなたには尋問されている間弁護士の立会いを求める権利がある。


If you cannot afford an attorney, one will be provided for you.
もし経済的に自分で弁護士を立てる力がなければ、公選弁護人が付けられる。


Englishラボ
MisTy

MisTy's Englishラボ|英語教師のための研究会 | Englishラボと仲間たち | オンライン英語指導 |

×

非ログインユーザーとして返信する