Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

こんなに素敵だった!ニューヨークをかけぬける自転車についてのひと言。

ニューヨーク市博物館で、"Cycling in the City"という企画展をやっていました。ニューヨークと自転車の歴史はもちろんですが、自転車に乗ることの意味の展示の仕方にこの博物館らしさが感じられます。今日はそのあたりに焦点を当てて書いてみようと思います。


まず、女性が自転車に乗るということの意味について、こんな一言が雑誌に載りました。



"To men, the bicycle in the beginning was merely a new toy, another machine added to the long list of devices they knew in their work and in their play. To women, it was a steed upon which, they rode into a new world."
Munsey magazine, May 1896
「男性にとっては、自転車は初めはただの新しいおもちゃでした。つまり職場や遊びの延長で、今まで持っていたたくさんのデバイスに新しく加えられた一つのマシン。女性にとっては、自転車は元気な馬。それに乗って新しい世界に乗り出していったのです。」
1896年5月号『マンジー』より


"Munsey(マンジー)"というのは、1889年ニューヨーク市で創刊された週刊誌(後に月刊誌)です。1929年10月号まで続きました。創業者は、Frank Munsey(フランク・マンジー)


次の一言は、1986年、1月13日の『ニューヨークマガジン』に載ったものです。
画像が暗くなっちゃって、すみません。写しますから右のカッコいいバイクメッセンジャーの写真とともに見てください。



"Despised as bicycle messengers may be (by all but their employers) and dangerous as they are, they are fast becoming folk heroes --- the pony-express riders of the eighties."
Dinitia Smith, New York Magazine, January 13, 1986
「バイスクルメッセンジャーって多分(雇い主以外から)下に見られてるし、危険ではあるけど、すぐにみんなのヒーローさ。80年代の馬に乗る特急便だからね。」ディニシア・スミス



PREMIUM RUSH - Official Trailer - In Theaters August 2012


"Premium Rush"というバイクメッセンジャーの映画があります。
カッコよく自転車に乗るってやっぱりヒーロー!


ニューヨーク市長のフィオレロ・ラガーディアが1939年9月25日付、ニューヨークタイムズ紙に次のように述べています。


"Now, bicycle riding may be beautiful, and it may even be romantic, but... it is very hazardous when carried on in competition with the automobile."
Mayor Fiorello La Guardia, The New York Times, September 25, 1939
「今、自転車に乗るってことは美しくて、ロマンチックでさえあるかもしれない。でも・・車と道路を争って走るのは相当コワイよ。」


こんな映画もあります。確かにカッコいいけど、危険~!



Line of sight - Extreme Biking - Fixed Gear - New York


自転車の映画って結構あります。
もっとご覧になりたいかたは、こちらへ!
     ⇓
https://www.peacebicycles.com/advice/best-bike-messenger-cycling-movies-fixie


自転車についてのひとことは、もう少しあります。ちょっと説明も付け加えたいから、明日ね。。。


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