"No Standing"の道路標識を理解する。"No Stopping"との違いは?
"Talking New York"では、交通標識の英語を結構取り上げてきました。日本と同じようなものもあれば、日本では見たこともないようなものまで色々あります。国が違い、法律が違い、生活が違うとその土地に合った標識ができます。
"No Standing"のことを取り上げたのは2年前の5月でした。
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ニューヨークの道路標識を見る。"No Standing"の意味。 - Talking New York (おしゃべりなニューヨーク)--- New Yorkで見つけた英語
また、新しい"No Standing"の画像を撮ってきましたので、ご紹介しますね。
バス停です。
バスのシルエットが可愛いです。
バスの横に車椅子のマークがあります。
場所は、クィーンズ地区で、あちこちで再開発が行なわれています。
"FRIENDLY RESTAURANT"(フレンドリーレストラン)に並ぶ3軒の古い建物が後ろの高層ビルと画面左の建設中のビルを怖がって震えているように見えます。ジェントリフィケーションの波で、ニューヨークの再開発という聞こえの良い言葉に、地価は上がり、古いレストランや小さなお店がつぶれ、富裕層が入ってきて低所得者層が外に追いやられる構図が見えるようです。
小さな建物の窓が目に涙を浮かべているようにも見えます。
そして、"No Standing"の場所に止まっている高級車・・・。ニューヨークでは、車は右側通行だからか、こうして止まっているとかなり違和感を感じます。
"No Standing"は、「停車禁止」です。人が乗っているかどうかまで分かりませんが、規則の意味するところは、
人の送迎はOK.荷物の積み卸しOK.車を離れてはダメ。
ということです。
こちら、縦列駐車してますよね。。。
でも違反ではありません。その訳は標識を拡大すると分かりました。
School Days
7am - 4pm
学校のある日の午前7時から午後4時まで
ということです。
日本では、「平日」という表記になるでしょうが、"School Days"と書いてあることで、「子供の登校下校のため」ということまで分かりますね。。。
こちらは、"NO STOPPING"です。
"No Stopping"は、「駐停止禁止」です。
"TOW ZONE" は、「違反者は牽引します」、ということで、"ANY TIME"(どんなときであれ)です。もちろん、パンクなどの緊急停止や、警察に止められた場合は別ですよ。警察に追いかけられていて、「No Stoppingだったので、止まりませんでした」はダメです。。。( ̄∇ ̄)
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