Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークのティーンズの力が発揮できる場所がここ!

英語で、"teens"は、「13歳~18歳」の若者をさすのが通常です。中学2年生から高校3年生までですね。中学1年生はまだ「子供」だけれど、このころは成長が速いので、中学2年生ごろになるとすっかり子供の雰囲気から「若者」の雰囲気に変わり始め、18歳を過ぎる高校3年生はもう「大人」の仲間入りということです。


日本ではどうでしょうか?日本人の10代の若者とアメリカ人の10代の若者の考え方の違いについて、ネイティブから次のような事を聞いたことがあります。


「日本の若者は若く見られたいと思っている。」
「アメリカの若者は、大人に見られたいと思っている。」


すべてがこれに当てはまるわけではありませんが、皆さんもそう思われますか?


アメリカの高校生は、「もう子供じゃないんだから!」とか、「子供扱いしないで!」といって親の存在を自分と切り離したがることが多いようなのですが、アメリカ人の目から見ると、日本は比較的その傾向が薄いと映るようです。


今日はアメリカのティーンズについて見ていきます。(このイベントは20日に行われました。)
原文と画像はこちらです。


Teens take over the Met Museum with free art-making, silent dance parties, selfies, and more
ティーンエイジャーが無料アート制作、サイレントダンスパーティー、自撮りなどで、メトロポリタンミュージアムを乗っ取る
POSTED ON THU, MAY 19, 2022BY DEVIN GANNON


Teens will take over the Metropolitan Museum of Art on Friday for an evening full of free creative and educational events. “Teens Take the Met!” takes place at the Upper East Side museum on May 20 and offers a jam-packed schedule of art-making, music and dance, theater, and more, including a silent dance party in the Temple of Dendur and dance lessons from Ballet Hispánico. Welcoming teens aged 13 to 18, the event returns as an on-site experience for the first time since 2019.


ティーンズが、金曜日に、メトロポリタン美術館を乗っ取って、クリエイティブで教育的な無料イベントの夕べを開催します。"ティーンズ・テイク・ザ・メット!" は5月20日にアッパーイーストサイドの(メトロポリタン)美術館で開催され、デンドゥール神殿での(参加者が全員ヘッドホンで音楽を共有する)サイレントダンスパーティーやヒスパニッコバレエ団によるダンスレッスンなど、アート制作、音楽とダンス、演劇など盛りだくさんのスケジュールを提供するものです。13歳から18歳のティーンを迎え、2019年から(コロナのために中止になっていましたが)久しぶりに会場参加型イベントとして帰ってきます。


(Facebookより) 



Teen Night first began in 2014 as a way for young New Yorkers to interact with the museum in new and fun ways. Because of Covid, last year’s event was held online, which drew more than 18,000 participants, according to the museum.


ティーンナイトは、若いニューヨーカーが新しく、楽しい方法で美術館と交流する方法として、2014年に初めて始まりました。コロナのため、昨年はオンラインで開催され、18,000人以上の参加者を集めたと同館は述べています。


This year, the event will feature events from 39 cultural and community partners, including the Brooklyn Museum, the Brooklyn Public Library, The Center for Architecture, El Museo del Barrio, Epic Theatre Ensemble, Intrepid Sea, Air & Space Museum, Museum of Chinese in America, New-York Historical Society, Poster House, Snug Harbor Cultural Center, Youth Pride Chorus, and others.


今年は、ブルックリン博物館、ブルックリン公共図書館、建築センター、エル・ムセオ・デル・バリオ、エピック・シアター・アンサンブル、イントレピッド海・空・宇宙博物館、在アメリカ中国人博物館、ニューヨーク歴史協会、ポスターハウス、スナッグハーバー文化センター、ユースプライドコーラスなど、39の文化・コミュニティパートナーもイベントに参加する予定だそうです。




Some activities include tunes from a teen DJ, pop-up performances, scene writing, origami, button making, zine-making, calligraphy lessons, a selfie station, and a scavenger hunt. See the full schedule of events here.


ティーンDJによる音楽、ポップアップパフォーマンス、シーンライティング、折り紙、バッジ作り、オリジナル本作り、カリグラフィー教室、セルフィーステーション、スカベンジャーハント(紙に書いてあるアイテムを買わずに集めてくるゲーム)など、様々なアクティビティをご用意しています。イベントのスケジュールはこちらでご確認ください。


"zine"は、"magazine"から来ているようです。
これは面白い!小さなお子さんでも楽しめそうですよ!
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How to make a zine from one piece of printer paper


“We are thrilled to host this very special edition of Teens Take the Met!, marking a return to in-person engagement for young people,” Heidi Holder, the museum’s Frederick P. and Sandra P. Rose Chair of Education, said. “We are proud to create a space that celebrates the bright, vibrant spirits of our teen visitors, who continue to demonstrate the incredible creativity and resilience of this city.”


美術館のフレデリック・P・アンド・サンドラ・P・ローズ教育委員会のハイディ・ホルダーは、若い人たちが再び直接参加できる、「『ティーンズ・テイク・ザ・メット!』の特別イベントを開催できることを大変うれしく思います。」、「この街の素晴らしい創造性と回復力を示し続ける、10代の来館者の明るく活気に満ちた精神を称える空間を作れることを誇りに思います。」と述べました。


The event is free and open from 5 p.m. to 8 p.m. Reservations are not required, but recommended. Do so here. Face coverings are required for all visitors regardless of vaccination.


イベントは参加費無料で、午後 5 時から 8 時までです。予約は必要ありませんが、予約をお勧めします。予約はこちらから。予防接種の有無にかかわらず、フェイスカバーの着用が義務付けられています。


For other after-hours fun for adults, the Met hosts a “Date Night” every Friday and Saturday evening that includes drink specials and live music.


その他、大人のための二次会として、当美術館は毎週金曜日と土曜日の夜に、ドリンクスペシャルとライブミュージックが楽しめる「デートナイト」を開催しています。



ニューヨークの教育について取り上げる度に感じるのは、学校以外の組織や団体との連携が強いということです。様々な市の機関や専門家が教育分野に惜しみない協力と支援をしているということです。
日本の教育界(特に公立校)はまだまだ閉鎖的なところがあると思います。低迷している経済的発展、社会システムの改善は、まず若い力を伸ばす教育に力を入れるべきだと思います。


日本国内で、学校以外の団体や専門家の協力や支援を受けて、学校教育をいわゆる開かれたものにしている例があれば、その内容を話し合ってみましょう。


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