Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ニューヨークの「働き方改革」。「家族休暇」を表す英語。

「働き方改革」は先進国がかかえる大きな問題ですね。日本でも、働く時間をどうするか、国や自治体も一生懸命取り組んでいますね。法律で働く時間を制限したり、子供を預けられる施設を増やしたりする試みが検討されているようです。


New Yorkではどのようにして、同じ問題に取り組んでいるのでしょう?地下鉄のポスターからその一端を見たような気がします。



Paid Family Leave is coming to New York.


という英語が飛び込んで来ました。


paid leave は「有給休暇」です。
sick leave は「病欠」、matanity leave は「産休」、最近は日本でも父親がchildcare leave 「育児休暇」をとれるようになってきました。


では、family leaveはどうでしょう?「家族休暇」ですね。「育児休暇」がやっと父親に適用できるようになってきたばかりなのに、まだ「家族休暇」までは・・・。普通の「有給休暇」としてとっている方がほとんどではないでしょうか。反対に「育児休暇」でさえ取りづらい雰囲気があるのに、「家族休暇」はとれないよなあ、と思ってます?


ニューヨークでは、その「家族休暇」制度が今年から始まっているようです。New Yorkは、自分たちの制度を
"The Nation's Strongest Paid Family Leave Policy"と自負しているようです。(詳しくは下のボックスをクリックしてみてね。)


さて、ポスターを続けて読んでみますね。


The most comprehensive Paid Family Leave policy in the country is coming January 2018. How can it help you?


....is coming January 2018は、coming Januaryと続くのではなく、is coming (in) January (in) 2018でしょう。日付はon、 月や年はin、とよくテストにも出ますが、最近は分りきっているためか結構省略されています。生徒がよく間違えるのは、文尾の this weekにinをつけてしまうパターン。yesterdayやtodayにはさすがにonをつけませんけど・・・。


ポスターが作成されたのは、昨年だったんでしょう。今年の1月はもう過ぎましたから、今書くなら、started January 2018です。has startedではないですよ。はっきりした過去を示す語句、January 2018がありますからね。


How can it help you?はHow can I help you?がお店などでは、「いらっしゃいませ。」「ご用件は?」になることを考えれば、「どうぞ、ご質問があればなんなりとご連絡ください。」でどうでしょう?


Englishラボでは様々な英語表現を集めています。次々新しい表現をアップ!「家族休暇」加えておきますね!


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MisTy

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