Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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ニューヨークのアディダス本店。ラン・ジニーって何?


ニューヨーク、マンハッタンの五番街にあるアディダス本店は、博物館のようです。シューズを実際に履いて、店内で走ってみて自分に合うかどうかを試すこともできます。サイズ違いのものはすべてエレベーターで倉庫から運ばれてくるので、店内がスッキリしています。そして運動理論に基づいたシューズの説明が至るところにしてあったり、アディダスを履いて大会で優勝した人たちのパネルが展示してあったりして、スポーツを身近に感じ、何か買って帰りたいという気分になります。





次の画像はアディダスの創始者です。1階から2階に行く途中にブロンズ像があります。名前は、アドルフ・ダッセラー。(Adolf・Dassler)で、愛称は「アディ」。ドイツの靴屋さんでした。彼は、1936年にアメリカ人ジェシー・オウェンス(Jesse Owens)のためにシューズを作り、ジェシーは金メダルを4つも獲得し、アディダスの名を世界に知らしめたと、店内のパネルに書いてありました。


これをきっかけとして、1954年にはドイツのサッカーチームの靴を作り、そのチームは優勝します。そのほか、走り高跳びや、ボクシング、テニスなどのスポーツ選手のために靴を作りました。そして、一般の人たちのためにも靴を作るようになります。
兄ルドルフはピューマの創業者です。






さて、



FIND YOUR IDEAL RUNNING SHOE WITH RUN GENIE
"RUN GENIE"と一緒にあなたの理想のランニングシューズを見つけて下さい


と書いてあるブースに来ました。日本語で「シューズ」と言うところを、"SHOE"と単数で書いてあるのが印象的です。日本語では「シューズ」と複数形で言いますが、それは"a pair of shoes"から来たもので、実際は理想の"shoe"(片方の靴)が見つかればそれで充分なわけです。買うときは、両足揃ったものを買うのですから。(^_^)


ところで、ラン・ジニーって何?
"Genie"は、『アラジンと魔法のランプ』に出てくる瓶の中の魔神ですね。
これ、クリップになっている、センサーなんです。



英語を読みますね。



RUN GENIE takes just 60 seconds to analyse your personal running stride to help select the ideal running shoe for you. Clip it on. Run. Review your results. Then, try-on your perfect shoe.
Ask a staff member to get started.


ラン・ジニーは、たった60秒であなたのパーソナル・ランニング・ストライドを分析し、理想的なランニングシューズを選ぶお手伝いをします。(ラン・ジニーの)クリップを付けて、走って下さい。結果を見たら、あなたのパーフェクトな靴を試し履きしてみましょう。
やってみたい方は、スタッフに声をかけてください。


こんな感じで付けて走ります。




こんなシューはいかが?




靴のアドバイスをしてくれる、お兄さんはみんなアスリートのようでカッコイイです。


結局、ウルトラ・ブーストを買って、今も履いています。


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MisTy

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