Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

年収が低いと感じたら、転職するより交渉するのがニューヨーク流か?

ニューヨークでは、みんな年収の話を大っぴらにしているのかと思いきや、ほとんどの人が、「年収を聞くものではない。」という意見のようです。


職業は、「会社員」や、「~業」ではなく、自分が携わっている仕事内容がそのまま肩書きになっているのが印象的です。自分が「会社人間」として働いているというより、「こんな仕事をしている」ということに自信と誇りを持って働いていることが感じられます。


Dexter Christian, 51, Banker
デクスター・クリスティアンさん、51歳、銀行員


$70,000 + bonus
約9,500万円+ボーナス


Arya Zand, 32,  wealth management:
アーヤ・ザンドさん、32歳、資産管理

$160,000 - $200,000  salary goal

約2,200万円~約2,700万円(給与目標)


“I got married during Covid, and I decided to take ownership of my future, so I became self-employed in 2022. It’s a lot safer working 9 to 5. But I decided I needed to work at my own pace and ambition.”


「私はコロナ渦中に結婚しました。そして、自分の未来は自分で切り開こうと思ったので、2022年に自営業になりました。9時から5時までの勤務の方が安心ですが、自分のペースで志を持って働く方がいいと思って決心しました。」



Aida Fogel, 33, advertising strategist:
アイダ・フォゲルさん、33歳、広告ストラテジスト


“Women usually expect the employer to come up with a number and not negotiate after that. I negotiated. I asked for more, and I was surprised that they were willing to give me what I wanted.”


「女性は通常、雇用する方が額を決め、雇用すればそれ以降収入給料の交渉はしないものだと思っています。私は交渉しましたよ。給料を上げて欲しいと言ったのです。そしたら希望通りの額を出してくれたので驚きました。」



Darlene Vega, 61, looking for work:
ダーレーン・ベガさん。61歳。求職中。


“I was taught you were not allowed to ask about salary. So if and when you get the job, then you can ask about the salary. You might be disappointed, but you’re so happy to have a job that you can’t complain.”


「私は給料のことを聞いてはいけないと教わりましたよ。もし仕事が決まったら、そのときに給料のことを聞けばいいんです。がっかりするかもしれないけど、仕事があれば幸せだから文句は言えないわね。」



Kaitlyn Mustico, 25, Underwriter
ケイトリン・ムスティコさん、25歳、保険関係


$90,000 + bonus
約1,200万円+ボーナス


“A lot of Gen X and Boomers were still in the industry when I entered the work force, so it was hard for me to navigate salary because no one would talk about it. This is one of the positive things Gen Z has brought about. To be like, ‘Yeah, bro, I make $90,000 a year.’ And then to talk about it: ‘This is my degree and this is how many years I worked to get to this point.’”


「私が社会人になった時は、まだX世代や団塊の世代が多かったです。誰も給与について話さないので、給与のことはなかなか分かりませんでした。給与のことを聞くというのは、Z世代がもたらしたポジティブなことのひとつですね。例えば、私は年収9万ドルだよ、とか、私の学位がこうで、ここまで来るのに何年かかったか、なんて言うようなことを話すのです。」



日本人年収のことを大っぴらに話題にするようになったのはやはり、Z世代になったからでしょうか。しかし、このインタビューには、動画や投資で稼いでいるという人はまだ出てきていませんね。明日、出てくるかな。


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