自由の女神のリバティーアイランドへのフェリーで、ナイフの所持が許可されていた。
規則というのは、社会の変化によって変わるものです。前回はみなかった掲示がされていました。
これです。
これらはだめです、という掲示かと思ったら、"A knife is allowed if...."
と書いてあります。
もし次の条件に合っていたら、許可されます、ということなので読んでみました。
The blade is no longer than 2.5 inches or 6 centimeters in length
The blade wideth is no more than 1/2 inch at its widest point
The knife does not have a locking or fixed blade
The knife does not have a molded grip
ここで、"no longer than"と、"no more than"の表現に出会うと思いませんでした。
高校生が、一生懸命暗記しているイディオムです。試験にも頻出です。
no more than ~ → ~未満 ~に過ぎない
"no"があると、次に来る形容詞(副詞)の反対の意味を強調していると考えるといいです。"no longer than ~”なら、「短いこと」
"no more than ~"なら、「少ないこと」
を強調しているわけです。
刃の長さは2.5インチ(6センチ)未満(という短さ)であること
刃の幅は1/2インチ未満(という細さ)であること
刃がロックされたり、曲げられない仕様でないこと
持ち手は型どりしたものでないこと
結局サバイバルナイフのような、刃が常時出ているようなものでなければいいですよ、ということのようです。しかし、こういうものでも殺傷能力はあると思うのですが・・・。
アメリカでは、サバイバルナイフの使い方も親が子供にきちんと教えるということを聞いたことがありますが、写真のようなナイフを持っている人がフェリーにいる可能性があると思うとちょっと恐いです。。。
Englishラボ
MisTy