ニューヨークのMUJIにあった"One size"と"Right Angle"。
日本の物が、他の国で売られていると、比較するのが面白いです。
例えば次の商品。
One size
と書いてありますが、なぜか"O"だけが大文字です。文頭が大文字なのは、文のとき。そうでなければたいてい、"Size"と”S"も大文字になっていると思います。それかすべて大文字。それにしても、[ワンサイズ」からくるイメージは、「え?一つのサイズしかないの?」といったネガティブな感じで、いわゆる「フリーサイズ」でだれにでも合うというイメージを持てませんでした。。。(T-T)
日本では、"ONE-ALL"として売っているようです。こちらはハイフン入りの全て大文字。三銃士の"one for all, all for one"からして、フリーサイズの感じは出るかなと思いますが、やっぱり"all or nothing"(すべてあるかすべてないか)という英語表現があるから、パッと見ると、「ひとつしかないのかすべてあるか」」のように思えてしまいました。せめて、"ONE for ALL"がいいなー。(T-T)
ところが、"one size"も、"one-all"も英語ではないようなのです。いわゆる「フリーサイズ」は和製英語で、この意味を表す英語は、”a one-size-fits-all T-shirt"といったように表します。略語で"OSFA"と書いてある場合あります。
日本の通販サイトには、次のように書いてありました。
ここの説明の英語を写しますね。
With this one size wear, everyone, anytime, feels relaxed.
このワンサイズウェアを着れば、誰も、いつでもゆったりできます。
次の写真は「ライトアングル」という靴下です。
”right angle"は「直角」という意味。
日本では、「足なり直角靴下」として売られています。
英語の部分を拡大して写しますね。
左から。
Reasons for the right angle.
直角である理由。
The right fit keeps socks from sagging or feeling too tight.
足にぴったりするのでずりおちたりキツすぎる感覚がありません。
The right-angle heel means less bunching at the top of the foot.
かかとが直角になっているので、足指動詞の圧迫感が軽減。
Knit to the same angle as the foot to comfortably envelop the heel.
足と同じ角度で編まれているので、かかとを心地よく包んでくれます。
All the cotton we use is organic.
使用している綿はすべてオーガニックのものです。
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