Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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エリス島の移民博物館にあった"The Peopling of America"を読む。

"people"に"ing"が付いている形に違和感を感じますが、"the peopling of ~"で、「~への定住」という意味です。個人的なものではなく、集団です。


ここに書かれている英文を読みます。



The story of the Peopling of America is epic and complex. It spans thousands of years, contains an amazing diversity of characters, and takes place within a broad, global context.
アメリカへの定住の物語は、壮大で複雑です。何千年にも渡り、驚くべき様々な特質を含み、(現在も)広く世界的に行われています。


It encompasses conquest, colonization, migration, enslavement, and annexation.  It embraces those who settled here permanently as well as those who stayed for awhile, and then returned home.
その物語には、征服、植民地化、移住、奴隷化、併合が含まれます。そして一時的に滞在して祖国に戻った人もいれば、この地に永住した人々もいます。


We invite you to explore the Peopling of America in four exhibits:
・Global Migration
・Journeys: The Peopling of America, 1550-1890
・The Ellis Island Experience, 1892-1954
・Journeys: New Eras of Immigration, 1945 to the Present
ここでは、4つの展示でアメリカ定住への道をご案内します。
・地球規模での移動
・1550年から1890年のアメリカへの定住への道のり
・1892年から1954年までのエリス島でなされていたこと
・1945年から現在に至るまでの移民の新時代を知る



小学生の校外学習にも大いに利用されているようで、たくさんの子供たちが訪れて学んでいました。ここで、歴史ばかりでなく、たくさん難しい単語にであっています。



いわゆる総合学習ですね。実際に地球儀に書かれた地図を自分で操作しながら、知りたい情報を得ます。


ふと脇にあったプレートを見ると、こんな英文が・・・。



"The World Migration Globe made possible by a gift from The Coca Cola Company"
ワールドマイグレーショングローブ(民族移動を表す地球儀)は、コカコーラ社からの寄贈で実現しました。


ここでも企業が社会貢献をしていました。



近代美術館(MoMA)でもそうでしたが、低学年の子供たちにどんどん学ぶ材料を提供し、教えるより、自分で学び、考える姿勢を育んでいるのだと思います。



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MisTy

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