Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

自由の国にたどりついた移民はエリス島からどこをめざしたのか?

連日何千人もの移民が押し寄せたニューヨーク。まずエリス島で入国検査を受け、そこからアメリカ各地に散らばって行きましたが、どこを目指したのでしょう?目的は?


ここに書いてありました。写します。



The Railroad Ticket Office    鉄道切符売り場


This room, added to the main building in 1905, was originally the railroad ticket office, where immigrants could make travel arrangements to their final destinations in the United States.
この部屋は、1905年、中央の建物に増築され、元々鉄道切符の売り場でした。ここで移民は合衆国内の最終目的地までの手続きができました。


Only 1/3 of the immigrants who arrived at Ellis Island planned to stay in New York.  The great majority were bound for other areas, mostly in the Northeast and Midwest, where job opportunities were most plentiful.  During the peak season of immigration (spring to fall), thousands of people crowded into this office either to purchase tickets or to have their prepaid tickets verified.
エリス島に着いた移民のうちニューヨークにとどまるのはたった3分の1だけでした。ほとんどが他の地を目指しました。多くがノースイーストとミッドウェストでした。そこには、仕事がたくさんあったからです。移民のもっとも多い季節である春から秋にかけて
は、何千もの人々が切符を買ったり、事前に買っておいた切符を有効なものにしてもらうためにこのオフィスに群がったのです。


Ticket agents sitting behind desks along the window walls booked travel for the immigrants through a transportation pool consisting of twelve railroad and three steamship companies.  The agents, attempting to give each company its desired "share" of the immigrant traffic, would sometimes book passengers on roundabout routes --- a practice that immigration officials tried to prevent.
窓際の壁の机に座っている切符の係員は12の鉄道と3つの蒸気船を運営する会社で構成されている輸送合同企業(トラスト)を通して移民のための移動を予約しました。係員たちはそれぞれの会社が希望する「割り当て」数の移民を与えようとして、わざわざ遠回りの切符を予約させることがありました。こうしたことをしないよう移民官が気を配っていました。


This photograph shows the original ceiling, removed ca. 1925. 
この写真に、1925年あたりにとりはらわれた、当時の天井が見えます。


写真内の案内板に、"Tickets to all Points"(あらゆる地点への切符)という英語が見えますが、そのほかは多分、同じ意味の他の言語ですね。ロシア語に詳しいアソシエイトが、最後の行には「鉄道の地図」と書いてあるようだけれど、よくロシア語を知らないために、少し変な単語になっている、と教えてくれました。
たとえ変な単語になっているとしても、英語が分からない移民にとっては、有り難い配慮だったことでしょう。この写真を見るだけで、緊張感と様々な言語が飛び交うざわめきが聞こえてくるようで、ドキドキしてきます。


Englishラボ
MisTy

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