Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨーク、エリス島の移民博物館で学ぶ、「国を創る」ということ。

"BUILDING A NATION"(国を創ること)と書かれた大きなボードの前に、先生に連れられた小学生がいました。彼らはここで、実際の写真や展示物を見たり、説明を読んだり聞いたりしながら、現在のアメリカ合衆国という国がどういう歴史を経てできあがっていったのかを学んでいるのです。



このパネルの横にあった英語には次のように書かれています。
"WHO IS AN AMERICAN?"
「誰がアメリカ人なのか?」



写して読んでみます。


Over the centuries, the make-up of the United States' population has changed dramatically in terms of race, ethnicity, religion, and geographical distribution as people arrived here from every continent on Earth.  This ever-evolving diversity challenges the idea of a single, dominant vision of the American identity, encouraging Americans to embrace inclusion and pluralism. 
何世紀にもわたって合衆国の人口の構成は、人種、民族、宗教の面で激しく変化してきました。地球上のあらゆる大陸からやって来るようになってくるにつれて、出身地地理的分布あたのです。アメリカ人のアイデンティティは単一であるとかはっきりしたものがあるといった見方よりも、常に変化し続ける多様名者であるという見方が強くなってきました。そういうことがアメリカ人に多様性の受容とか多元的共存という感覚を抱かせるようになったのです。


From the outset, the nation has struggled with a tremendous need for labor and a simultaneous reluctance to include anyone different or "alien" into American society.  Yet it took many hands to till the land and feed the populace.  Many strong backs to build America's cities, its infrastructure, and its industries.  And many strands to weave what has become America's culture.  At every stage of American history, diverse groups have been involved in the on-going process of redefining the country and who is and who can be an American.  
はじめからこの国は大量の労働力を必要としており、異なる人間、つまり「よそ者」でもアメリカの社会に、嫌々ながら受け入れなければならなかったのです。それでも土地を耕し、食べていくために多くの働き手が必要でした。アメリカの都市や生活基盤、産業を創る多くの強い足腰です。そしてアメリカの文化となっていったものを紡ぐ多くの糸です。アメリカの歴史のあらゆる場面で、多様なグループが、国とは何か、アメリカ人とは誰のことで、誰がアメリカ人足るのかということを再定義する場合も進行中のプロセスに関わってきたのです。


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