Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

100年前、エリス島で撮られた写真に目が釘付けになる。

レオナルド・デカプリオの「ギャング・オブ・ニューヨーク」(Gangs of New York)は、2002年公開の映画で、19世紀初頭のニューヨークの様子を描いた作品です。監督はマーティン・スコセッシ。ロンドン郊外のスタジオで、当時のニューヨークの街並みや店などが完全に再現されています。その映画の中で、エリス島に到着した移民も描かれています。


この写真の再現です。





Irish Immigrant Gangs Of New York


『ギャング・オブ・ニューヨーク』は1863年のニューヨークを描いた作品です。


こちらが実際の映像。https://www.thehistorycat.com/ellis-island- より。(音声はありません。)




Immigrants landing at Ellis Island circa 1903.


次の画像は1,750 - 1900年のアメリカの様子が書かれているパネルです。
英語を写して読みます。



A Nation is Born
Many came to start farms and plantations.  Some came to work in growing industries. Others came for reasons of worship. By the mid - 1800s,internal migration was also on the rise.  Beginning in 1890, "The Great Migration" got underway. Eventually more than 6 million African-Americans would move from the rural South to the urban North.  A nation of immigrants stayed on the move.

国家誕生
多くの人が農場や農園を始めるようになりました。拡大する産業で働くようになったものもいれば、布教でやって来たものもいました。1800年代半ばまでは、国内での移住も増加していきました。1890年初頭には、「大移動」が始まりました。最終的に600万人以上のアフリカ系アメリカ人が南部の田舎から北部の都市部へ移りました。移民の国は常に動いていたのです。


次は、1900年から2000年までの様子です。



A Nation of Immigrants
By the time Ellis Island closed in 1954, 10 million immigrants came through this gateway on their way to becoming United States citizens.  Another 3 million entered via the West Coast and the Southwest.  Since the 1960s, immigration has increased from new regions, Latin America, Asia and Africa.  The constant flow of newcomers continues to shape what it means to be American.
移民の国
1954年にエリス島が閉鎖されるまでに、1千万人の移民がこの玄関口を通ってアメリカ市民となっていきました。さらに3百万人が西海岸やサウスウェスト(メキシコ国境)を通って入ってきました。1960年代からは、今までになかったラテンアメリカやアジアやアフリカからの移民の数が増えました。絶え間なく入ってくる新しい人たちがアメリカを形作っていくのです。


入国許可が出るまでには、様々なステップを踏まなければなりません。
船から出てアメリカの地を踏んで、ホッとしたのもつかの間、また大きな試練が待っているのです。明日も、色々な画像を用意しています。そんな遠い昔のことではないのです。


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MisTy

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