Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

エリス島で行われた「固い頭ツアー」とは?

「エリス島」は、自由の女神のある、「リバティーアイランド」に行くフェリーが途中で止まる島で、そこには「移民博物館」があります。


そこは、自由の女神より見る価値がある(とMisTyが思っている)博物館があります。詳しいことはこのブログですでにご紹介しています。


こんなに書いていました。。。( ´艸`)


"peopling"という単語を見つけた


"The Peopling of America"を読む。 


移民はエリス島からどこをめざしたのか?













100年前のアメリカと現在のアメリカに通ずるキーワードは、「移民」と「伝染病」だと思います。100年たっても、この問題は全く解決されていないということです。

さて、

一般の"Hard Head Tour"は、「ヘルメットをかぶって参加する見学ツアー」のことで、移民の健康状態を調べたり、入院させたりする施設をガイド付きで見学できるのですが、今回と紹介するツアーは、"アンタップド・ニューヨーク(Untapped New York)"という情報サイトが独立記念日(6月4日)のイベントとしてエリス島保護団体と協力して特別に企画したものでした。 

原文、画像ともこちらからです。

Top 10 July 4th Events in NYC 2022 --- Untapped New York





The now-abandoned Ellis Island Hospital complex was once the United States medical care standard for immigrants hoping to settle in America. The hospital was later transformed into a U.S. Coast Guard base and FBI detention center, but it has been left to decay for nearly 60 years. Untapped New York partnered with Save Ellis Island to create an exclusive behind-the-scenes hard hat tour of the abandoned hospital. 


今は廃墟となっているエリス島病棟は、かつてアメリカへの定住を希望する移民の(健康状態を見て入国の許可を出す)医療基準となっていました。その役割を終えた後、病院は米国沿岸警備隊の基地やFBIの拘置所に姿を変えましたが、60年近くも放置されて朽ち果てようとしています。アンタップド・ニューヨークはエリス島保存会と協力し、廃墟となった病院の舞台裏を紹介するハードハットツアーを特別に制作しました。



As they walk in the footsteps of the immigrants who passed through the complex over a century ago, tourists visit the laundry building, contagious disease wards, autopsy rooms, staff house, and many other historic structures. Pasted on the walls are several life-size photographs of immigrants as part of JR’s exhibition “Unframed – Ellis Island.”


100年以上前にここを通った移民の足跡をたどりながら、洗濯棟、伝染病棟、検死室、関係者の住居、その他多くの歴史的建造物を見学することができます。壁には、(フランスのストリートアーティストで写真家の)JRの個展である「アンフレイムド(額に入れられていない写真展示の)---エリス島」 の一環として、移民の等身大の写真が何枚も貼られています。


MisTy says: JRはフランスの写真家、ストリートアーティストです。名前はWikipediaによると、自分のファーストネームである、Jean-Renéからとったらしいです。


(Wikipediaより)



The 29-building South Side hospital complex is hidden in plain sight, just to the left of the Great Hall. Looking at its desolate, skeletal frame, it is difficult to imagine its backstory as one of the largest public health undertakings in American history. The tour will be guided by a Save Ellis Island docent. Save Ellis Island is a nonprofit organization whose mission is to raise the funds needed to rehabilitate and repurpose the historic buildings. 


29棟から成るサウスサイド病棟は、大ホールのすぐ左側にひっそりと建っています。その荒涼とした骸骨のような骨組みを見ると、アメリカ史上最大の公衆衛生事業の一つであったというその背景は想像できません。ツアーは、「セーブ・エリス・アイランド(エリス島保存会)」の解説員が案内いたします。「セーブ・エリス・アイランド」という団体は、歴史的建造物の修復と再利用に必要な資金を調達することを使命とする非営利団体です。



移民博物館には多くの学校から生徒たちが見学に来ています。様々な形の展示方法も素晴らしく、自由の女神のあるリバティー島からマンハッタンに帰るフェリーがエリス島に止まるので、自由の女神博物館に行ったあとで、移民博物館にいけば、一日たっぷりアメリカの歴史に浸ることができるでしょう。世界で3番目に高いツアーだということは、こちらで書きましたけれどね・・・。


Englishラボ

MisTy






×

非ログインユーザーとして返信する