Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークのホームデポで見つけた看板。使われている表現をチェック!

ニューヨークには、観光地としてあげられているものだけでも100カ所以上ありますが、
面白いのは、地元の人たちの生活感が感じられる場所です。お土産物店ではなく、スーパーや地元の人の利用する小さなお店です。簡単に言うとガイドブックを持たずに歩くことです。すると、移動に費やす無駄と思える時間がなくなるばかりか、自分が発見した満足感がありますよ。まだ、コロナウィルス感染の影響で、街中を歩くことはできませんが、きっと近いうちに、ニューヨークは復活の新しい日常で迎えてくれると信じています。


現在、まだ博物館や美術館は閉館中です。少しずつ開館してくると思うので、ニューヨークに安心して行けるようになっても、必ずそこのHPでお知らせをチェックしてから予定に入れましょう。開館時間がガイドブックと変わっていたり、展示内容も変更になっている可能性があります。イベントの再開までは、まだしばらくかかりそうです。。。


さて、ホームデポの中は、宝物のような英語がいっぱいあります。日本のホームセンターと同じところ、また違うところを体験するのも面白いです。


日本でもよくある、「警告の看板」を売っていました。見てみましょう。
あったのは、この通路。左側の薄い引き出しの中でした。



色々な種類がありそうです。



DANGER     HARD HAT AREA



[危険」
「ヘルメット着用エリア」



"helmet" (ロングマンより)
a strong hard hat that soldiers, motorcycle riders, the police etc wear to protect their heads 
(軍人、オートバイライダー、警察官などがかぶる頭を保護する強固なハードハット)


日本と違い、"helmet"は、実際は、首から上をすっぽり包む、いわゆるオートバイの「フルフェイスヘルメット」を指しますが、最近は自転車や、ローラーボードなどで着用することが推奨されているので、"helmet"の幅が広がってきたように思います。
それらを区別するには、
a motorcycle helmet
a bicycle helmet
のように、helmetの前に乗り物の名前を付けると簡単に誤解なく伝わると思います。
"mask"は、一般に、頭からすっぽりかぶるものでしたが、"surgical mask"から、"face mask"になり、現在は、"mask"だけで、日本の「マスク」と同じものが通じるようにもなったのと似ています。


"hard hat"
a protective hat, worn especially by workers in places where buildings are being built
(特に建設現場で働く人たちがかぶる保護のための帽子)


日本語で「ハード」も「ハット」もカタカナ語として定着していますから、そのイメージで「堅い帽子」と思ってしまいますよね。(確かに「堅い帽子」ではありますが・・・。)



ATTHORIZED PERSONEL ONLY



"関係者以外立入禁止"    です。


"authorize"という動詞は、
"to give official permission for something"  (ロングマンの定義)
(何かをする許可を正式に与えること)
という意味なので、その過去分詞の"authorized"で、「正式な許可を与えられた」という意味。
"personnel"は、"personal"(個人的な)ではなく、
"the people who work in a company, organization or military force"(ロングマンより)
(会社や組織、軍で働く人々)
で、常に複数扱いです。"the personnel department"というと、「人事課」になります。


"only"が「~のみ」という意味になるときは、名詞の後ろにつきます。



③ POSTED
    NO TRESPASSING
    KEEP OUT




「通告」
「進入禁止」
「立入禁止」


"posted"は動詞の"post"の過去分詞形です。"to put up a public notice about something on a wall or notice board"(壁や掲示板に公に向けてのお知らせを上げること)という意味があります。
"trespassing"は「不法侵入」です。





④ NO SOLICITING  LOITERING



「勧誘お断り」
「たむろするな」


"solicit"も"loiter"も、いわゆる受験のための単語集には載っていないと思いますが、街の看板や張り紙にはよく見る単語です。


"soliciting"には、宗教団体へのお誘いや、物乞い、募金活動も入ります。
"loiter"は、「ウロウロする」、「ブラブラする」ということで、英語では、人との待ち合わせをそこでして欲しくないときにも使っているようです。



NOTICE    
THIS AREA IS UNDER 24 HOUR VIDEO SURVEILLANCE



注意 このエリアは24時間ビデオで監視されています



WARNING    SecurityCameras In Use



「警告」
「セキュリティーカメラ作動中」


「作動中」という意味のときには、"in use"と無冠詞になります。"use"は「ユース」と発音が濁りません。


"is of use" → 役に立つ
"make use of ~” → ~を利用する


という言い方は、学校でも習いますね。


SMILE     YOU'RE ON CAMERA



「笑って! 映ってるよ!」


ジャクソンハイツで、見たのはこれでした。





⑦ EMERGENCY EXIT ONLY
SECURITY ALARM WILL SOUND IF DOOR IS OPENED



「非常時のみの出口」「
」「ドアが開くとセキュリティーアラームがなりますます」


ここを"door is open"にすると、「ドアが開いていれば」で"open"は形容詞になってしまうので、「(誰かによって)開けられると」と受け身で書かなくてはなりません。


看板では、ほとんどの冠詞は省略されます。


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