Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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コニーアイランドのオープンはブルックリン風のすごい盛り上がり!

ニューヨークでは、ブロードウェイミュージカルの劇団員によって、タイムズスクェアでポップアップショウが行われ、復活への希望が示されました。
季節が夏へと向かう中で、今回はブルックリン地区の海岸沿いにあるコニーアイランドのオープンについての記事をとりあげます。


コニーアイランドについては、以前にも書いたことがあります。
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コニーアイランドのボードウォーク( Board Walk)で見つけたポスターにカエルのキャラクター。


これが、コニーアイランドのボードウォーク。映画やドラマのロケでもよく使われます。



MisTyが行った時は、シーズンオフで人出が少なかったです。



後ろに見えるのが、遊園地のルナパーク。



ルナパークには入らなかったけれど、駐車場からジェットコースターを撮りました。
これは、恐いわ!デブラシオ市長、よく頑張って乗ったわね!



遊園地全体の看板がこれ。



さて、記事に移りますよ。。。( ´艸`)


Daily Newsからです。⇓
NYC's Coney Island comes to life after woeful pandemic year - New York Daily News

Coney Island shows love the Brooklyn way; opens to fanfare after woeful year of COVID

ブルックリン風に愛を示すコニーアイランド。コロナウィルスの苦悩の年が終わってファンファーレに合わせてオープン


By TIM BALK and MICHAEL GARTLAND
NEW YORK DAILY NEWS  APR 09, 2021 


Coney Island’s amusement parks welcomed New Yorkers to come out and play Friday after a pandemic year that saw the city’s historic center of summer leisure struggle mightily for survival


金曜日、去年はパンデミックで生き残りをかけて大変な苦労をした歴史的な夏のレジャースポット、コニーアイランドアミューズメントパークに、ニューヨーカーたちがやってきて遊んだ。


COVID-19 closed rides temporarily at Coney last year.
But with New Yorkers finally seeing an end to the pandemic, throngs flocked to the storied Brooklyn boardwalk and its amusements to usher in warm weather, ride the Cyclone, grab a hot dog and breathe a deep sigh of relief.


新型コロナウィルスのために、去年、コニーアイランドは一時的に乗り物を閉鎖していた。
しかし、ニューヨーカーたちがパンデミックの終結を見て、温かい天気の中、多くの人がその名高いブルックリンのボードウォークと遊園地に集まった。そしてサイクロンに乗り、ホットドックを食べ、ほっとして大きなため息をついた。


“Funky Town” blasted from Nathan’s Famous Hot Dog stand as Ewan Niven wistfully recounted how for months he’s been hopping the beach-bound Q train with his subway-loving 3-year-old son James to visit a more desolate version of C.I. — a frozen, fever dream that has started to melt away.


ネイサンズ・フェイマス・ホットドッグ売り場からは「ファンキータウン」の歌が大音量で聞こえ、エヴァン・ニーベンは物憂げな表情で、この数か月間、どのような気持ちで地下鉄が大好きな3歳の息子のジェームズと、Q番線の電車に飛び乗ってこの人気のない大型施設に来ていたのかを語った。そのときのコニーアイランドは凍った熱い夢だった。それがやっと溶け始めたのだ。


“It was like death. And everything was really quiet,” said Niven.


「死んだようだったよ。すべてが本当に静かだった。」とニーベンは言った。


“And then we came down two weeks ago, and there was a couple of people, like, putting up a sign and painting,” he said. “And coming down this time, and everything is just — the lights are on.”


「けれどそれから僕たちが2週間前に来た時、何人か人がいて看板を立てたり、ペンキを塗ったりしていたんだ」、「今回来てみたら、すべてが・・・ライトがついてるじゃないか!」と彼は言った。


Niven, a native of Scotland who lives in Prospect Heights, said it would be the first time his boy is tall enough to hop one of the kiddie rides.


ニーベンは、スコットランド生まれで、現在プロスペクトハイツに住んでいる。息子は背が高くなって乗り物に乗れるようになり、初めて乗ったという。


“I’ve just been longing to go,” he said. “It just feels good.”


「すごく来たかったんだ」、「気分いいよ」、と言っていた。


Jack Burkhardt, 11, of Bay Ridge, had his eye on much bigger amusement park game Friday and rode the Cyclone for the very first time.


ベイリッジから来た11歳のジャック・ブルクハルトは、金曜日、ずっと大きくなったアミューズメントパークゲームが目に入ったが、初めてサイクロンに乗った。


“I’m really enjoying it because we haven’t been in Coney for a long time,” Jack said.


「ずっと長くコニーにこなかったからすごく楽しいよ」、とジャックは言った。


Mayor de Blasio, tagged by some as a stick in the mud, leapt on the Cyclone and wouldn’t stop giddily bragging about it on Brian Lehrer’s radio call-in show on WNYC.


市長のデブラシオ氏は、突っ立ってるだけの人と言われていたが、(その日は)サイクロンに飛び乗り、WNYC(ラジオ局)のブライアンレーナーの番組にゲスト出演して、サイクロンに乗ったことを大はしゃぎで自慢して止まらなかった。


(中略---出席した政治家の紹介なので、省きました)


“You can feel it!” de Blasio said during his visit Friday. “The rides open today. Our hearts open up too because we love this place. We love this place!”


金曜日に訪れたデブラシオは、「これは楽しい!」、「今日は乗り物がオープンしたし、みんなの心もオープンしたな、この場所が大好きだからな、本当にここは楽しいところだよ!」と言った。


Hope was also in the air for those who operate the beach retreat’s concessions, who were slammed in 2020 by Coney Island’s coronavirus closure.


希望は、ビーチの休憩所で営業している人たちの間にもあった。彼らはコニーアイランドがコロナウィルスのために閉鎖になったことで、2020年の営業から締め出されていたのだ。


James Hendrick, 62, who sells cheese steaks and cocktails at a Luna Park food stand, had to move upstate for six months to make ends meet because of the pandemic.


62歳のジェームズ・ヘンドリックさんは、チーズステーキとカクテルをルナパーク(コニーアイランドにある遊園地)のフードスタンドで売っている。彼はパンデミックで苦しくなった家計を支えるため、半年間州北部に引っ越さなければならなかった。


“Last year was devastating,” he said. “There was absolutely no work.”


「去年はひどかったよ」、「全く仕事がなかったからな」、と彼は言った。


Now, he’s back in Brooklyn. Things are looking up for others who make money by the boardwalk.


現在彼はブルックリンに戻っている。すべてがこのボードウォーク(コニーアイランドのこと)のそばでお金を稼ぐ人たちにとって良い方向に進んでいるのだ。


“It’s amazing to open ... It’s a blessing,” said Alessandro Zamperla, CEO of Central Amusement International, which runs Luna Park.


「オープンは素晴らしい…有難いよ」、とルナパークを経営しているセントラルアミューズメントインターナショナルのCEOである、アレッサンドロ・ザンパーラは言った。


“Last week we had our first job fair, and we hired 300 people,” said Zamperla. “Now, we’re only open on weekends. Once we go through Memorial Day — by that time, we should hire close to 1,200 people.”


「先週、私たちは最初の就職説明会を行い、300人を雇いました」、「今は、週末のみの営業です。メモリアルデイまでこの調子でいけば、その時までに1,200人に近い人を雇えるはずです。」とザッパーラは言った。


Frontline health care workers got the first crack Friday at Deno’s Wonder Wheel, which is celebrating its 101st year after a 529-day shutdown.


金曜日に、現在第一線で働いているヘルスケアワーカーたちがデノズ・ワンダ・ウィールに(招待されて)一番乗りさせてもらった。そこは529日の間閉鎖されていたが、オープンして、101周年をお祝いしたのである。


As it spun round and round — its beautiful, ancient cars rocking back and forth like the waves — Hendrick made a bold and heartfelt prediction, one that every New Yorker would surely like to see come to pass.


観覧車はグルグル回った。美しく、旧式のカゴは波のように前に後ろに揺れた。ヘンドリックは揺るぎない心の予感を感じた。ーーニューヨーカー一なら誰もここへきて乗り物パスカードを欲しがるぞ、と。


“It’s going to be a wonderful year,” Hendrick said. “It’s Coney Island — it’s the playground of the world.”


「素晴らしい年になるよ。これがコニーアイランドなんだ。コニーアイランドは世界のプレイグラウンドなんだ。」



デブラシオ市長がジェットコースターに乗ったということを知って、「富士急ハイランド」がオープンした記事を思い出しました。デブラシオ市長は、叫ぶのをがまんしたのかなー。
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「叫ぶのは心の中で」がアメリカで大反響に。     




コニーアイランドの再オープンで、これだけ盛り上がれるのは、有効性が90%以上と言われているワクチン接種が進んでいるからでしょうか。


明日は、こうして再オープンが進むニューヨークの現状はどういうものなのか、市が公表している表やグラフを載せますね。その中の英語表現について書きます。
読んでね。



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