Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

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番外編:エルトン・ジョンの"Goodbye Yellow Brick Road"をじっくり聴いてみた。


Elton John - Goodbye Yellow Brick Road


SeatGeekのサイトで、エルトン・ジョンが健在でアメリカでコンサートをすると知って、再び彼の歌を聞き返していました。その中でも、よく聴いてたな~、と思ったのが、"Goodbye Yellow Brick Road"です。
当時から"yellow brick road"というのは、映画『オズの魔法使い』の中で、ドロシーが目指すエメラルドシティに続く「黄金の道」だということは知っていました。


当時MisTyは、この歌は「都会の生活に疲れた田舎者の青年が夢破れて、田舎に帰る決心をした歌だ」と思っていました。ところが、今聴くと全く違った解釈が入ってきたのです。それは・・・。


歌手を目指して田舎から出ていた青年と彼のプロデューサーでかなり年上の女性の姿。彼女とは愛人関係。


こうなると、曲のイメージが180度変わる。


確かに、当時(何年前だぁ~?)訳した時、ちょっと意味不明なところはあったんです。でも、今回のこの設定だとすべて解決する。。。


例えば、現在のMisTyの解釈に基づいて訳したら次のようになりました・・・。


Goodbye Yellos Brick Road      グッバイ イェローブリックロード


When are you gonna come down      いつ仕事とってきてくれるの?
When are you going to land         いつ決めてくれるの?
I should have stayed on the farm      こんな所に来るんじゃなかった
I should have listened to my old man  年寄りの言うことは聞いとくもんだな


You know you can't hold me forever       いつまでもこんな状態じゃイヤだよ
I didn't sign up with you          契約を交わしたわけじゃないし
I'm not a present for your friends to open  友達を驚かせるだけの存在かオレは
This boy's too young to be singing the blues  ブルースを歌える年じゃないし


So goodbye yellow brick road       夢をおいかけるのはこれで終わりだな
Where the dogs of society howl      ごちゃごちゃした社交界はオレ向きじゃない
You can't plant me in your penthouse    ペントハウスに引き留めないでくれ
I'm going back to my plough        自分の畑は自分で耕したいから


Back to the howling old owl in the woodsまた田舎者の偉ぶったやつのところに逆戻り
Hunting the horny back toad        下品なカエルをひっかける毎日だ
Oh I've finally decided my future lies    でもこれでやっと決心がついた
Beyond the yellow brick road       黄金の道は嘘っぱち


What do you think you'll do then      さあ、どうします?
I bet that'll shoot down your plane     飛行機まっさかさまの気分だろ?
It'll take you a couple of vodka and tonics  強い酒でもひっかけなきゃ
To set you on your feet again        立ち直れないかな?


Maybe you'll get a replacement       次にまた良い子が見つかるよ
There's plenty like me to be found     オレみたいなの一杯いるじゃないか
Mongrels who ain't got a penny       金のない輩がウジャウジャ
Sniffing for tidbits like you on the ground  おいしいところだけカギ回るアンタみたいに


So goodbye yellow brick road       イエローブリックロードとはおさらばさ
Where the dogs of society howl      ギャーギャー騒いでるヤツばっかりだったな
You can't plant me in your penthouse    オレは豪華なペントハウスにいられない
I'm going back to my plough        これからは自分の畑を自分で耕すんだ 


解釈によって、訳もガラリと変わってくるので、「ちがうだろー!」と思われる方もいらっしゃると思います。あくまでMisTyの解釈によるとということで、ご容赦ください。


番外編でした。

Englishラボ
MisTy

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