番外編:エルトン・ジョンの"Goodbye Yellow Brick Road"をじっくり聴いてみた。
Elton John - Goodbye Yellow Brick Road
SeatGeekのサイトで、エルトン・ジョンが健在でアメリカでコンサートをすると知って、再び彼の歌を聞き返していました。その中でも、よく聴いてたな~、と思ったのが、"Goodbye Yellow Brick Road"です。
当時から"yellow brick road"というのは、映画『オズの魔法使い』の中で、ドロシーが目指すエメラルドシティに続く「黄金の道」だということは知っていました。
当時MisTyは、この歌は「都会の生活に疲れた田舎者の青年が夢破れて、田舎に帰る決心をした歌だ」と思っていました。ところが、今聴くと全く違った解釈が入ってきたのです。それは・・・。
歌手を目指して田舎から出ていた青年と彼のプロデューサーでかなり年上の女性の姿。彼女とは愛人関係。
こうなると、曲のイメージが180度変わる。
確かに、当時(何年前だぁ~?)訳した時、ちょっと意味不明なところはあったんです。でも、今回のこの設定だとすべて解決する。。。
例えば、現在のMisTyの解釈に基づいて訳したら次のようになりました・・・。
Goodbye Yellos Brick Road グッバイ イェローブリックロード
When are you gonna come down いつ仕事とってきてくれるの?
When are you going to land いつ決めてくれるの?
I should have stayed on the farm こんな所に来るんじゃなかった
I should have listened to my old man 年寄りの言うことは聞いとくもんだな
You know you can't hold me forever いつまでもこんな状態じゃイヤだよ
I didn't sign up with you 契約を交わしたわけじゃないし
I'm not a present for your friends to open 友達を驚かせるだけの存在かオレは
This boy's too young to be singing the blues ブルースを歌える年じゃないし
So goodbye yellow brick road 夢をおいかけるのはこれで終わりだな
Where the dogs of society howl ごちゃごちゃした社交界はオレ向きじゃない
You can't plant me in your penthouse ペントハウスに引き留めないでくれ
I'm going back to my plough 自分の畑は自分で耕したいから
Back to the howling old owl in the woodsまた田舎者の偉ぶったやつのところに逆戻り
Hunting the horny back toad 下品なカエルをひっかける毎日だ
Oh I've finally decided my future lies でもこれでやっと決心がついた
Beyond the yellow brick road 黄金の道は嘘っぱち
What do you think you'll do then さあ、どうします?
I bet that'll shoot down your plane 飛行機まっさかさまの気分だろ?
It'll take you a couple of vodka and tonics 強い酒でもひっかけなきゃ
To set you on your feet again 立ち直れないかな?
Maybe you'll get a replacement 次にまた良い子が見つかるよ
There's plenty like me to be found オレみたいなの一杯いるじゃないか
Mongrels who ain't got a penny 金のない輩がウジャウジャ
Sniffing for tidbits like you on the ground おいしいところだけカギ回るアンタみたいに
So goodbye yellow brick road イエローブリックロードとはおさらばさ
Where the dogs of society howl ギャーギャー騒いでるヤツばっかりだったな
You can't plant me in your penthouse オレは豪華なペントハウスにいられない
I'm going back to my plough これからは自分の畑を自分で耕すんだ
解釈によって、訳もガラリと変わってくるので、「ちがうだろー!」と思われる方もいらっしゃると思います。あくまでMisTyの解釈によるとということで、ご容赦ください。
番外編でした。
Englishラボ
MisTy