MisTy's Talking New York / New Yorkで見つけた英語

New Yorkの街を歩いて教材として使える英語を探し、同時に異文化や社会問題を考えています。

ニューヨーク市はホームレス問題にどう取り組んでいるのか?英語字幕付き動画。涙。

ニューヨーク市には、"Department of Homeless Services" (ホームレス課:DHS)があって、色々な対策を行っています。



英文の中のDHSがどうしても、DHCと見えてしまう。。。(あれは、何の略なんでしょう。。。?なんと、現在化粧品で有名なこの会社は、始めは"Daigaku Honyaku Center 大学翻訳センターで洋書の翻訳をやっていた会社でした!)


DHCの歴史も気になりますが、ここでは"DHS---Department of Homeless Services"ですよ!


(画像はDHS のホームページの "Inside DHS" からです。)



その中で、NYC  HOME STATという取り組みがあります。


そこのページを開くと、ニューヨークがホームレス問題にどう取り組んでいるのか、分りやすく書いてありました。そこを読んでみたいと思います。


本文に入る前に、単語のことでお断りがあります。実はとても日本語に置き換えにくい単語がいくつかあるのです。その理由は、ピッタリの日本語がないからです。”アイデンティティー”が「その人が何者であるかが分る条件」や「自我同一性」と訳すより、「アイデンティティー」で済むようになるには、ある程度時間がかかります。


まず、
"homeless"
英語ではこの単語は形容詞で、そのまま「家のない」という意味です。形容詞の"homeless"に冠詞の"the"がつく場合は、"the rich= rich people"であるように、その形容詞の意味を持つ人々となります。だから、"the homeless"で「家のない人々」です。見出しなどで"the"がなく出てくる場合がありますが、英語でも本来形容詞であるものが名詞的に使われてきているのかもしれません。"homelessness"という名詞は別にあります。


"service"
これを「サービス」とすると、「奉仕」とか「役に立つ活動」、「貢献」のような意味とちょっと違うように伝わってしまうかなと思いつつ、そのまま「サービス」にしています。「ホームレスサービスをしています」を「お茶のサービスがあります」感覚では受け取らないですよね・・・。


"mobile"
これは「モバイル」とすれば、そのまま「ケイタイ」となりますね。ここでは、「机上ではなく、現場を動き回ってその場その場で仕事をする」といった形容詞です。


"engagement"
「エンゲージ」がついているので、エンゲージリングと婚約指輪から、「婚約する」という意味が広く伝わっていると思いますが、「何かに深く積極的に関わる」という意味です。


"outreach"
これは今までのブログでもよく出てきていて、「手をさしのべること」と訳してきました。「支援」と違うのは、「手をさしのべる」けど、その手をとるのは、本人の意思だということです。日本語で普通に「アウトリーチ」という言葉が定着すればいいのですが。。。


"proactive"
「プロアクティブ」というと、テレビなどのコマーシャルで有名な治療薬の名称になっていますね。英語では、形容詞で、「先を見越した」とか「前向きな」という意味があります。


"treatment"
「トリートメント」は特に傷んだ髪を治す場合によく使われているかと思いますが、「病気やケガの治療、またはその薬」のことです。


"substance addiction"
「物質中毒」という日本語は定着していませんね。主に薬物中毒だと思うのですが、"substance"(物質)がついているので、タバコやアルコールも含んでいます。日本語でただ「中毒」というと「食中毒」にも使われている言葉なので、訳しにくいです。


"partner"
「パートナー」はよく夫婦間で使われますが、英語では広く「一緒に仕事をする人」という意味で使われます。動詞としても使えます。




本文に入る前なのに、意外にたくさんあって疲れた?
そのままカタカナで書くかもしれませんが、日本語力のなさをご容赦ください。(T-T)




Welcome to HOME-STAT— Homeless Outreach & Mobile Engagement Street Action Teams— the most comprehensive street homelessness outreach effort ever deployed in a major American city.


ようこそホームスタット(HOME-STAT)へ。HOME-STATはHomeless Outreach & Mobile Engagement Street Action Teams (ホームレスへのアウトリーチと現場主義のアクションチーム)です。


What is HOME-STAT?   ホームスタットとは?


HOME-STAT partners existing homeless response and prevention programs with new innovations designed to better identify, engage, and transition homeless New Yorkers to appropriate services and, ultimately, permanent housing. HOME-STAT includes:


ホームスタットは実際のホームレスの反応や予防プログラムに新しい試みを合わせて活動しています。新しい試みでは、家のないニューヨーカーをもっとよく見極め、関わり、そして彼らに適切なサービスを提供できるように改善されています。最終的には彼らがずっと住み続けることができる住居に移ることができるように考えられています。ホームスタットは具体的には次のようなことをやっていあす。


Proactive Canvassing   先を見越した地域での見回り


What it is: A proactive weekly canvass of every block in Manhattan from Canal to 145th Street, plus hot spots in other boroughs, to identify people in need of services and inform the City’s contracted Street Outreach Teams.


内容:マンハッタンのカナルストリートから145丁目のブロックに加えて他の地区のホットスポットでも週に一度見回りをしています。サービスを必要としている人はいないか、そして市が提携しているストリートアウトリーチチームに状況を説明するためです。


How it’s different: HOME-STAT canvassing provides a consistent, weekly look at daytime conditions of street homelessness, unlike traditional counts that are conducted overnight. HOME-STAT canvassing helps to connect people in need to skilled outreach providers and supplbents the public's requests for homeless outreach assistance.


方法:ホームスタットが地域の見回りをします。それはいわゆる昔から行われている夜周りというのではなく、週1回の持続的な昼間のストリートホームレス状態のチェックです。支援を必要とする人々とアウトリーチに精通している人を結ぶお手伝いをしたり、他の人が気づいて連絡してくれればそれを受けます。


Quarterly Nighttime Counts  3ヶ月ごとの夜間チェック


What it is: The addition of three comprehensive nighttime counts of New Yorkers living on the streets, on top of the official, federally mandated winter Homeless Outreach Population Estimate (HOPE) Count.


内容:国が行う冬に向けてのホームレスアウトリーチ人口推計に加えて他に3回、ストリートニューヨーカーの総合夜間チェックをします。


How it’s different: HOME-STAT’s new nighttime counts—one each in Spring, Summer and Fall—will supplbent the HOPE Count to provide a more complete, year-round picture of street homelessness in the City.


方法:ホームスタットの新しい夜間チェックは、それぞれ春、夏、秋のチェックで、ホープカウントに協力してさらに具体的で年間を通したストリートホームレスの状態を把握します。


Outreach and Citywide Case Management
アウトリーチと市全体のケースマネージメント


What it is: A citywide effort to ensure that individuals identified through HOME-STAT and the City’s contracted Street Outreach Teams get the services they need.


内容:ホームスタットと市が契約しているストリートアウトリーチチームを通して確認された個人が、必要としているサービスを受け取れたかを確認するものです。


How it’s different: HOME-STAT is a multi-agency effort designed to address complex, citywide barriers to reducing street homelessness. HOME-STAT holds the City – not just a single agency – accountable for outcomes.


方法:ストリートホームレスの状態は事情が複雑で市全域にわたっているため、なかなかその数を減らすことが困難です。そうした状態に対処できるよう、ホームスタットは様々な窓口を備えています。ホームスタットは市の活動なので結果に責任をもっています。独立した一つの期間ではありません。


さらに具体的には、このページです。
 https://www1.nyc.gov/site/dhs/outreach/street-outreach.page


Outreach    アウトリーチ(手てを差し伸べること)


Audio Description: Information about HOME-STAT’s Street Outreach teams, a DHS program working with street homeless individuals to bring them on the path to stable housing.


声で説明する:ホームスタットのストリートアウトリーチチームのことを、DHSがやっているストリートホームレスが安定した住居に移れるよう一緒に頑張るプログラムだということを声で説明します。


Text on screen:     メールを使います。


We are everywhere street homeless New Yorkers are. We are out 24/7, 365 days a year, in every borough. And we're committed to finding every person living on the streets. 


我々はホームレスニューヨーカーがいるストリートどこにでもいます。24時間、365日毎日です。どの地区にもいます。そして、ストリートに住む一人一人を一生懸命探しています。


Stability and permanent housing can be a reality. But it can take anywhere from one to two hundred contacts to bring someone indoors. It's not easy, but changing lives never is. If you see someone in need, please call 311 or use the 311 app.


安定と長く住み続ける住居は存在します。しかし、外に住む人を中へ案内するまでに、1回でいい時もあれば200回合わなければならないことが、どこであってもあり得ます。簡単ではありません。しかし、人生を変えるということは本当に大変なことなのです。もし助けを必要としている人を見たら、311に電話するか、311のアプリを使ってください。


Throughout the city, we deploy teams around the clock to encourage people living on the streets and in subways to move into transitional and permanent housing.


市全域にわたって、我々はチームを派遣して、24時間、ストリートや地下鉄に住む人に声をかけて、暫定的、または永住できる住居へと案内します。



Turning the Tide NYC: HOME-STAT


Street Outreach   ストリートアウトリーチ

Audio Description: Information on how HOME-STAT engaged and worked with a client, over time bringing them on the path to stable housing.


声で説明する:ホームスタットは、支援を必要を感じている人と共に懸命に動いています。時間をかけて安定した住居に至る道を案内しています。




The Road: A Turning the Tide Story



国の借金が1,000兆円だと昨日のニュースでやっていました。消費税が10%に上がって、当初7割を福祉にあてると言っていたのですが、昨日のニュースではそれが半分を借金の返済にあてることになりそうだということです。


あらためてニューヨークの弱者に対する取り組みの大きさを知って、日本のあるべき姿を考えた次第です。。。


英語で世界を知る。日本を考える。MisTy's Englishラボでできることがあります。







×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。