Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨーク公共図書館から続くライブラリーウェイ、オンライン。

"STAY HOME"が続く日本。ニューヨークの日常が戻るのも、もう少し時間がかかりそうです。。。


「アースデイ」がオンラインになってしまった現実の中、はるか宇宙から地球を眺めたあと、ニューヨークの公共図書館からのびる「ライブラリーウェイ」に埋め込まれたプラークへとクロースアップして、歴史に残る英文シリーズ第二弾をお届けしようと思います。


初めて、MisTyの"Talking New York"にお越しいただいた皆さん、ありがとうございます!
「ライブラリーウェイ」第一弾はこちらです。
簡単な説明がありますので、見てくださいね!
   ↓
一緒にライブラリー・ウェイ(Library Way)を歩きましょう! - Talking New York 


さて、早速、第二弾の一枚目です。


何やら、殺人現場のようなデザインですが・・・。



... a great book should leave you with many experiences, and slightly exhausted at the end. You live several lives while reading it.
William Styron (1925 -   ), Writers at Work


...偉大な本というのは、多くの経験を残してくれるはずだが、結果としてちょっと疲れる。読んでいる間いくつもの人生を生きているのだから。 


「ソフィーの選択」(Sophie's Choice) という映画はご覧になりましたか?ホロコーストを題材にしたメリル・ストリープ主演の、1982年作品です。メリルはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を獲得しています。その原作が、ウィリアム・スタイロンのSohpie's Choiceで、この小説はピューリッツアー賞を受賞しています。
映画をみると、素晴らしい映画ですが、確かにちょっと疲れます。。。( ´艸`)





「ソフィーの選択」...浜村淳さんの解説



次の一枚、行きます。



Because when I read, I don't really read; I pop a beautiful sentence into my mouth and suck it like a fruit drop, or sip it like a liqueur until the thought dissolves in me like alcohol, infusing brain and heart and coursing on through the veins to the root of each blood vessel.
Bohumil Hrabal (1914 - 1997,)k, Too Loud a Solitude
なぜなら、私は本を読んでいるとき、実は読んではいないのだ。つまり、私は美しい文を口の中に放り込み、それをフルーツドロップのようになめ、酒のようにすするのだ。思考がアルコールのように自分の中に溶け込み、脳や心臓に染み出し、静脈を通って一本一本の毛細血管まで進んでいくのだ。
ボフミル・フラバル 『あまりにも騒がしい孤独』


※ボフミル・フラバルは共産党体制下で厳しい検閲を受けながら、執筆活動を続けたチェコを代表するの小説家です。



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