Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークの博物館トップ2は、メトロポリタンでも、モマでもなかった。。。

日本政府が図書館や博物館は徐々に開館の規制を緩和していくという方針であることを知りました。ニューヨークでコロナウィルス感染が拡大していく中、デブラシオ市長は、「医療」、「交通」、「教育」の3つを死守するとし、関係機関やボランティアとできる限りの努力をしてきたと思います。


その中でも「教育」について、普段ではなかなか分からないニューヨークの教育が、どの年齢にどういうことを学ばせているのかが詳細に分かりました。一部をブログでご紹介しています。
小学2年生は自宅学習で問題意識を養っていた。学校閉鎖のニューヨーク。 - Talking New York 



未就学児から高校生までの教育内容があります。すべてをブログでご紹介できず、残念でしたが、興味がおありの方は、学年と学科(国語、数学、社会、科学)でお知らせください。


ニューヨーク市公共図書館の対応についても、こちらで書いています。



今日は、昨日に引き続き、「アースデイ」"Earth Day"についてです。今年は、アースデイが定められてから、50周年の記念すべき年です。コロナウィルス感染のために、屋外のイベントは中止ですが、各機関がオンラインで、通常なら見ることや体験することができないことを企画しています。その中から、次の記事を読むことにします。"Forbes"誌からです。


Two Top NY Museums Offer Special Virtual Activities To Celebrate 50th Anniversary Of Earth Day

アースデイ50周年を祝うために、ニューヨークの二大博物館が特別バーチャルアクティビティを提供
Jane LevereContributor
Lifestyle


To celebrate the 50th anniversary of Earth Day—founded in 1970 to demonstrate against the environmental and health impacts of 150 years of industrial development across the United States—two of New York’s oldest museums are offering a wide variety of virtual programs for families and kids.
50周年を迎えたアースデイを祝うために、ニューヨークの2つの最も歴史のある博物館が家族や子供向きのヴィジュアルプログラムの数々を提供しています。アースデイは、全米の産業発達が150年に渡って与え続けてきた環境や健康に与える影響に対して声を上げるために、1970年に設立されました。


The museums—actually neighbors on Manhattan’s Upper West Side, across the street from Central Park—are the American Museum of Natural History, which was conceived in 1869 and whose first building opened in 1877, and the New-York Historical Society, established in 1804 as New York’s first museum.
この2つの博物館は、セントラルパークの向かい側、マンハッタンのアッパーウェストサイド界隈にあり、一つはアメリカ自然史博物館(1869年に提唱され、1877年に最初の建物がオープンした)と、もうひとつはニューヨーク歴史博物館(1804年、ニューヨークの最初の博物館として創設された)です。


AMNH’s “EarthFest from Home” will offer, at 10 a.m., a “Green Thumb for Families.” Viewers will learn about the plants in and around their house from expert botanist Donald McClellan, who will also answer questions and facilitate a special workshop where viewers will learn how to plant their own garden right in their own kitchen.
アメリカ自然史博物館の「アースフェスタ・フロムホーム」は午前10時から、「ファミリー向け園芸」を提供します。ここで園芸専門家のドナルド・マックレランさんから家の中や周りにある植物について学ぶことができます。マックレランさんはまた、質問に答えたり、キッチンガーデンで植物を育てる方法がわかる特別ワークショップを開きます。


At 11 a.m., there will be an “Earth and Climate Science at Home Activity,” with Lamont-Doherty Earth Observatory, whose facilitators will demonstrate glacier physics through experimentation with Glacier Goo, a substance that can be created at home.
午前11時からは、「毎日の暮らしでの地球と気候の科学ス」が始まります。そこでは、ラモント・ドハティー地球観測研究所のファシリテーターが、家で作ることができる物質、「グレイシャー・グー」を使った実験を通して氷河物理学を見せてくれます。


A “Field Trip Earth” live watch party at noon will enable participants to marvel at the planet’s wonders, from the Amazon Rainforest to the Sahara Desert and the Great Barrier Reef. Director of astrovisualization Carter Emmart and museum astrophysicist Jackie Faherty will use the new, interactive, data visualization software OpenSpace to view our planet from outer space and will also take viewers’ questions in real time.
正午からは「フィールドトリップ・アース」です。そこではアマゾン熱帯雨林からサハラ砂漠やグレイトバリアリーフに至るまで、地球の不思議に驚嘆することができます。宇宙のビジュアルディレクター、カーター・エマートと博物館の宇宙物理学者のジャッキー・ファハティが新しい双方向のデータビジュアルソフトウェア、「オープンスペース」を使って、宇宙からの地球を見せてくれます。そしてまた視聴者からの質問をリアルタイムで受けてくれます。


A “50 Years of Earth Day Watch Party” at 1 p.m. will explore the most significant developments to our environment since 1970 through infographic videos created by the Museum since 2017; these include the museum’s latest Earth Day video, which premiered last Saturday. 
「アースデイウォッチパーティの50年」が午後1時から始まります。ここでは1970年以来、我々の環境にとって最も重要な発展を、2017年から博物館によって作成されている情報画像ビデオを通して見ていきます。この中には博物館の最も新しいアースデイのビデオが含まれており、先週土曜日に公開されました。


A “Venus, Earth and Mars” live watch party at 6 p.m. will be a night out in the Goldilocks Zone. Participants will be able to hop aboard a live flight to unveil the mysteries of Earth’s toxic twin, Venus, and the dynamic nature of our neighbors.
“Trivia! A Toast to the Planet!” at 8 p.m. will be a virtual trivia game co-hosted by the museum and the NYC Trivia League.
「金星、地球、そして火星」のライブウォッチパーティーが午後6時から始まります。ここではゴルディロックスゾーン(生命居住可能領域)での夜間外出を楽しみます。参加者は地球とうり二つの有毒ガスにつつまれた星、金星と、我々の仲間の惑星のダイナミックな自然の不思議を解き明かすためにライブフライトに乗船することができます。
「雑学!惑星に乾杯!」は、午後8時からです。博物館とニューヨークシティトリビア連盟共催のバーチャルトリビアゲームを行ないます。


The New-York Historical Society is inviting online audiences to dive into the “Hudson River Rising” virtual exhibition, to discover how crucial the Hudson River is to New York’s past, present, and future with an 360-degree digital experience. The exhibition, on view in 2019, explores 200 years of ecological change and environmental activism; it also looks at the impact of human activity on the river and how the river has shaped industrial development, commerce, tourism and environmental awareness. And it surveys how experts in various fields are creating ways to restore and reengineer areas of the river in response to climate change.
ニューヨーク歴史博物館はオンライン見学者を「ハドソン川ライジング」バーチャル展にご招待いたします。そこで360度デジタル体験をしながら、ニューヨークの過去、現在、未来にとって、ハドソン川がいかに重要なのかを発見することができます。この展示は2019年に公開され、200年の生態系の変化や環境保護活動を探っていきます。また川への人間の活動の影響や、川がどのようにして産業の発展、商業、観光そして環境問題意識を作りあげてきたのかも見ていきます。そして様々な分野の専門家が、気候変動に対してこの川の領域の修復と再構築をどのようにして行っているのかを詳細に考察します。


The museum is one of 180 cultural organizations that have launched #MuseumSunshine, a new hashtag to help brighten Twitter feeds. They are sharing images of sunshine-filled artworks and collection objects that feel sunny and happy.
この博物館はツィッターフィードを検索されやすくするために作られた新しいハシュタグである、
#MuseumSunshineを立ち上げた180のカルチャー団体のひとつです。キラキラ輝くアートワークと明るくてハッピーな気持ちになるもののコレクションの画像をシェアしています。


In a video that covers President Richard Nixon’s creation of the Environmental Protection Agency, Douglas Brinkley, the museum’s presidential historian, sits down with John A. Farrell, author of Richard Nixon: A Life. In audio recordings, Brinkley explores Franklin D. Roosevelt’s founding of the Civilian Conservation Corps, as well as the ways various administrations have fought to protect national lands.
リチャード・ニクソンの作った環境保護庁のビデオでは、この博物館長で歴史家の、ダグラス・ブリンクレイが、「リチャード・ニクソン:ひとつの人生」の著者であるジョン・A・ファレルと同席しています。音声録音の中で、ブリンクレイは、様々な組織が国土を守るために闘った道のりばかりでなく、フランクリン・D・ルーズベルトが関わった「市民保護団体」の創立のことも詳しく述べています。
 
The first Earth Day is revisited in a special blog post that looks at the rally and demonstration that took place in New York City in 1970. In addition, the museum has posted a downloadable, nature-themed background for Zoom meetings featuring art from its collection, Frederic Edwin Church’s Early Autumn, ca. 1865-1866. 
1970年、ニュヨークシティで開かれた集会とデモンストレーションが見られる特別ブログ投稿の中で、第一回アースデイが再考されています。加えて、この博物館は、博物館所有のアート、フェでリック・エドウィン・チャーチの「初秋」(およそ1865-1856頃の作品)に焦点をあてたズームミーティングのために、ダウンロード可能で、自然をテーマにした資料を添付しました。



ここが、「アメリカ自然史博物館」(the American Museum of Natural History)です。
です。


入るとこんな感じです。



チケットを売っているフロアは無料。入館は有料。


そして、こちらがthe New-York Historical Society



このソサイェティーは1804年に建てられた最初の博物館として始まりました。 展示だけでなく、リサーチを含め図書館のような役目も果たしています。名称が"the New-York Historical Society Museum & Library"となっているものもあります。


"society"というと、「社会」という意味で覚えていると思いますが、


an organization or club with members who share similar interests, aims etc
(同じ興味や目標などを持っているメンバーがいる組織やクラブ)---ロングマンより


という意味もあります。この博物館の始まりは11人の歴史愛好家の集まりだったようです。


また、日本語で「ハイソ」と言われる"high society"というのは、いわゆる「社交界」で、


the fashionable group of people who are rich and powerful
(お金持ちで権力のある人たちの集まり)
です。
ついでながら、
「セレブ」というのは、"celebrity"ですが、意味は"a famous living person"(生存している有名な人)です。( ´艸`)(ロングマンより)


ニューヨークといえば、「メトロポリタン美術館」が有名ですが、この二大博物館も見逃
せませんね!


"Field Trip Earth"はこれです。



Field Trip Earth: LIVE Watch Party #StayHome & #LearnWithMe


Englishラボ
MisTy

×

非ログインユーザーとして返信する