Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

読みたい本を見つけよう。自粛解禁まであと少し!

ニューヨークの公共図書館から続く、"Library Way"(ライブラリーウェイ)に埋め込まれたプラークを読みながら、読んでみたくなる本を探して、"STAY HOME"!
ここが始まりですよ。



始まりの一枚目のプラークは、これです。



内容は、以前のブログにあります。
こちら。→ 一緒にライブラリー・ウェイ(Library Way)を歩きましょう! - Talking New York 


ライブラリー・ウェイの魅力は、書かれている文がただの名言集からとったものではないのです。この作家のこの一文を選ぶのにどれだけの時間を費やしたのでしょう?そしてどれだけの議論を重ねたのでしょう?そういった背景まで想像させます。


本だけではありません。プラークのデザインです。ただの「金属板」ではない。これはもう彫刻!一枚一枚が芸術作品!本の内容ばかりでなく、作品の背景や著者のことも理解しなければこの作品はできなかったと思います。


一体このプラークを作ったのは誰?


ニューヨークタイムズ紙に、"Bronze Star: Gregg LeFevre Is the City's Busiest Public Sculptor"(ブロンズ彫刻のスター。グレッグ・ルフェーブルはニューヨークで最も忙しい市民彫刻家だ)と言わしめたのはこの方!



ニューヨーク在住の優しいまなざしのおじさまでした!


今日の一枚です。



"I want everybody to be smart,  As smart
as they can be.  A world of ignorant
people is too dagerous to live in."
- Garson Kanin (1912- )  Born Yesterday
「私はみんなに賢くなってほしい。 できる限り賢くね。
無知な人々の世界には危険で住めないよ。」
ガーソン・ケニン(1912 - )   『ボーン・イエスタディ(お馬鹿さん)』監督
ジョージ・キューカー


プラークのデザインといい、今の世界の状況といい、みんなが賢くなって見えない敵のウィルスに立ち向かおうというエールのようにも受け取れます。


ガーソン・ケニンは、アメリカの映画監督、脚本家で、1999年に亡くなりました。
『ボーン・イエスタディ』は、ガーソン・ケニンの原作を、ジョージ・キューカーの監督で1950年に映画化されています。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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