Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨークのユニオンスクェアで事件?

こちらは、ニューヨーク、マンハッタンにある"Union Square Park"です。
"Passive lawn"という英語を見つけて、写真にとろうと思ったら、2人のNYPD(ニューヨーク市警)の警官が、芝生の中に入っていきました。そして、木の下で座っている人に声をかけ、マイクで誰かに連絡をしながら、その場を離れているところでした。MisTyの逮捕直前の画像ではありません。。。(^_^)



声をかけた相手は、どうやらホームレスのようです。以前ニューヨークのホームレスの数が増えているという内容のブログを書きましたが、実際、NPOやボランティアによるホームレス救済の取り組みが成果を挙げていると思っていたので、その数は減っていると思っていました。



ところが、それどころか大幅に増えていると知って、かなり驚きました。最近の記事を読みたいと思います。


あ、その前に、この看板の英語です。


Passive Lawn:
No pets or 
active sports.


LAWN HOURS:
11 a.m. -- 7 p.m.
Closed on Mondays


芝生のサインは今までもいくつかご紹介しましたが、こういう表現は初めてでした。
多分、後の"active sports"と対照的に表現したのだと思います。
英語の学習でも、"passive form"→ 受動態、"active form"→ 能動態 
で対照的に使っています。


"passive"ーー「受動的」というのは、ロングマンの定義では、
someone who is passive tends to accept things that happen to them or things that people say to them, without taking any action
受動的な人とは、何も行動を起こさず、自分の身に起こったこと、人が自分に言ったことを受け入れる人である


とあります。芝に限らず植物は"passive"ですね。
それに対して、スポーツをしたりする人間は"active"です。ペットも"active"ですね。
この看板は、日本語にせず、そのまま"passive"と"active"のニュアンスを受け止めましょう。


”LAWN HOURS"もオシャレな言い方です。


普通、"~hours"というのは、次のように「営業時間」や「活動時間」のことを指します。


office hours
opening hours
working hours
visiting hours (面会時間) 


のように使います。


日本語なら、「芝生開放時間」という表現をするのかな、と思いますが、おしゃれではないので、これも訳さず、そのまま受け止めましょう。


さて、明日は、ニューヨークのホームレスの数について書きますね。


Englishラボ
MisTy

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