ニューヨークの電話ボックスの絵本が届いた。古いものも大切にするニューヨークのメッセージもしっかり届いた。
"The Lonely Phone Booth"(ひとりぼっちの電話ボックス )が届きました。
著者はPeter Ackerman
イラストは Max Delton
何?と思った方、こちらを見てね!→ 「New Yorkの電話ボックスは歴史そのもの!」
前に書いたブログで著者のAckermanさんのコメントを読んだ方は、「なるほど、こういう内容になるのね。」とナットクできるような、どこかコミカルで、ちょっぴり悲しくて、でも嬉しくて・・・といったお話です。またイラストが素晴らしい!街の様子もかなり実際に近いです。New Yorkの空気が流れています。
はじめは
"One there was a Phone Booth on West End Avenue and 101th Street in New York City."
かつてニューヨークのウエストエンドアベニューと101丁目の角に電話ボックスがありました。
それから、誰が使っていたのか?という流れになるのですが、その発想が素晴らしいのです。
チェロ奏者
バレリーナ
動物園の象の飼育員
など、ちょっと一般的ではない人たちをもってきて、メルヘンチックな感じを出しています。携帯電話ができて、みんな公衆電話を使わなくなってしまった。電話ボックスは、忘れられて、だんだん壊れていく。ところが、嵐の夜、携帯は使えなくなってしまい、みんなは電再び電話ボックスへ。みるみるうちに行列ができた。それでも電話ボックスは撤去されそうになる。ところがみんなが声を上げ始めた。「もっていかないで!」こうして電話ボックスは残されることになった。という内容でした。
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MisTy