「サビ」のところで"belt out"しよう!ボン・ジョヴィの歌が出てきたダイアリーを読む。
先日オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなり、改めて彼女の歌を聴いていたら、ニューヨークタイムズの、メトロポリタン・ダイアリーの"Classic Delivery"というタイトルのダイアリーに出会いました。
早速、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の"Livin' on a player"の動画を見ました。
ダイアリーの後に付けてあります。
今日のダイアリーには、「(歌の)サビ」や"belt out"という表現が出てきます。このダイアリーを読むと、単語や表現が増えて得する気分になれると思いますよ!
ダイアリーのイラストを担当している、アグネス・リーさんについては、こちらで書いています。
⇓
イラストレーター、アグネス・リーのニューヨーク
Classic Delivery
最高のデリバリー
Dear Diary:
I was walking near my home on the Lower East Side when I passed a delivery person pushing a large cart stacked with packages.
ローワーイーストサイドの自宅近くを歩いていたら、荷物を積んだ大きなカートを押す配達員とすれ違いました。
There was a wireless speaker hanging from the cart, and it was blasting Bon Jovi’s “Livin’ on a Prayer.”
荷台にはワイヤレス・スピーカーがぶら下がっていて、ボン・ジョビの "リビング・オン・ア・プレイヤー」が流れていました。
Just before the chorus came around, I locked eyes with the delivery person.
サビに入る直前、私はその配達員と目が合いました。
“Take my hand and we’ll make it I swear,” we both belted out.
"Take my hand and we'll make it I swear "と、二人で大声で声を合わせて歌いました。
A smile and a heartbeat later we were no longer strangers but friends passing on the sidewalk.
笑顔と鼓動の後、私たちはもう他人ではなく、歩道ですれ違う友人になったのです。
— Chana Zomberg
日本語で歌の「サビ」の語源は、「ワサビ」から来たとするものと、最も美しいものに使われる「寂」から来たとするものの2通りの説があるようです。
英語が"chorus"であるのは、その部分になると声を合わせて歌いたくなったり、印象的で歌いやすかったり、リフレインする歌詞であったりするからだと思います。
"Livin' on a Player"は、出だしの一小節から盛り上がる曲です。
カラオケで、"chorus"の部分で、みんなでbelt outしましょう!
♪We'll give it a shot
We're half way there
Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it I swear
Livin' on a prayer"
あたりでbelt outしたくなります。。。
(Wikipediaの画像より)
歌詞としては、トミーとジーナが、「今の暮らしは苦しいけれど、お祈りしながら頑張って生きていきましょう」と言っている、日本ならかつてはやった『神田川』のような地味な内容ですが、バンドのリズムとジョン・ボン・ジョヴィのハスキーなボーカルで、マジックにかかったように盛り上がる歌になっています。
そして、
"give it a shot" 「やってみる」
"half way there" 「道半ば」
"we'll make it" 「やれるよ」
"it doesn't make a difference" 「何も変わらない」
"hold on what we've got" 「今の現状を耐える」
など、役に立つフレーズが満載なのです。(動画の中に英語の歌詞が出ます。)
学校の授業で使ってもいいのではないかと思います。( ´艸`)
Englishラボ
MisTy