Talking New York --- New Yorkで見つけた英語

発見と感動を与えてくれるニューヨークを英語学習に役立つコンテンツにして毎日お届けしています。

ニューヨーク市のDOIのキャンペーン広告3枚目公開と緊急メッセージ。

放置されている空き家。日本でも問題になってますね。ここでの警告の意図は日本の場合と少し違います。


"Cutting corners comes at a cost"
「手抜きをすると代償を払うことになります」


と書いてあります。後はすべて、他の2枚と同じです。


"cut corner"? このブログのどこかで見たような・・・?
その通りです!思い出してくださって、ありがとうございます!


持ち帰りピザの箱にこのように書いてありましたね!


これです。


これは、ピザなので、
「私たちは手を抜いていません。」
と書いてあるのですが、普通に「コーナーをカットしたりしていません。」つまり、耳までぎっしり具が乗っています、と読むこともできますね!
おいしかったです。


ということで、DOIのコミッショナーの緊急メッセージがこれ。



FOR IMMEDIATE RELEASE
THRSEDAY,MAY 17,2018
緊急発表
2018年5月17日(木)


DOI LAUNCHES 2018 ‘SHINE A LIGHT ON SHADY BEHAVIOR’ CAMPAIGN IN THE CITY SUBWAYS 
CAMPAIGN DRIVES HOME THE MESSAGE THAT CORRUPTION AND FRAUD IMPACT ALL NEW YORKERS 


汚職と詐欺行為のニューヨーク市民への影響を喚起する2018年ニューヨークの地下鉄の「陰ある行動にライトを」DOIによるキャンペーンについて



Mark G. Peters, Commissioner of the New York City Department of Investigation (“DOI”), in collaboration with Frank Ginsberg, Founder, Chairman and CEO of the advertising agency afg&, announced the launch of a fiveborough media campaign entitled “Shine A Light on Shady Behavior,” in the City subways. The campaign focuses on the public cost of three different corruption scenarios – back alley deals, cutting corners on construction sites, and fake inspections – and encourages New Yorkers to report these crimes and other corruption they see to DOI at 212-3-NYC-DOI. 


ニューヨーク市監察課のマーク・G・ピーターコミッショナーは、広告代理店である'afg&'の創業者、会長、CEOであるフランク・ギンズバーグ氏と協力して、5つの行政区の地下鉄内で「陰ある行動にライトを」というメディアキャンペーンを始めることを公表いたしました。このキャンペーンは3種類の異なる汚職場面(路地裏の取引、建設現場での手抜き工事、不正検査)でいかに公的な代償が大きいのかという点焦点を当て、住民にこのような犯罪と汚職をDOIに通報していただきたいと伝えるものです。


The campaign, which debuted last month in subway stations and on subway cars and urban panels, is a continuation of DOI’s years’ long public awareness campaigns. Last year’s campaign, “Bribery & Corruption Are a Trap. Don’t Get Caught Up. Report It,” was also created pro-bono by afg&. The goal of both campaigns has been to publicize the damaging blow corruption has on the City and empower New Yorkers to act and report these conditions to DOI. 


このキャンペーンは、地下鉄の駅と車内、街のパネルで先月から始まっている、DOIの年間公共キャンペーンです。昨年のキャンペーンは、「賄賂と汚職はワナ。騙されないで通報を」キャンペーンも'afg&'による無償協力で行われました。これら二つのキャンペーンの目的は、汚職がいかに市にダメージを与えるかを知らせ、住民に勇気をもって行動し、DOIに通報していただきたいと訴えるものです。


DOI Commissioner Mark G. Peters said, “Corruption costs all New Yorkers. This year’s campaign again reminds New Yorkers: Report misconduct to DOI and we will investigate and stop it. In partnership with the public, DOI will continue to fight corruption, protect public safety and safeguard valuable tax payer dollars.” 


次に挙げるのは、DOIのコミッショナーは、マーク・G・ピーターズの言葉です。
「汚職をするとそのツケはニューヨーク市民全員にかかってきます。今年のキャンペーンで、再びニューヨーク市民に次のことを思い出していただきたいのです。つまり、不正行為をDOIに通報してくだされば、調査してそれを阻止するということ、そして市民の皆さんと協力して、汚職と戦い、皆さんの安全を守り、貴重な税金を保護するということです。」


afg& Chairman Frank Ginsberg said, “The DOI is a critical agency in maintaining the safety of all New Yorkers. We wanted to highlight the importance of this agency and provide an outlet for all to take part in reducing corruption in the five boroughs.” 


'afg&"の会長であるフランク・ジンスバーグの言葉は次のようなものです。
「DOIはニューヨーク市民の安全を守り続けている重要な部署です。我々はこの部署の重要性を重んじ、5つの行政区での汚職を減らすべく全面的に協力したいと考えております。」


Each of the posters created for this year’s campaign depict a different type of corruption that costs the City and could potentially endanger New Yorkers. In “All New Yorkers Pay for Back Alley Deals,” a dimly-lit back alley is the perfect place for a clandestine meeting between partners in crime; for the poster, “Cutting Corners Comes at a Cost,” the rubble of a construction site sits behind caution tape; and in “Just One Fake Inspection is all it Takes,” the faulty-wiring of an electrical box is exposed, and in turn, exposes those around it to danger. Copies of the posters are now displayed in the subways and are attached to this release. The campaign will also be posted at City agencies. 


今年のポスターはどれも実際にニューヨークで起こって、市民に危険を及ぼす可能性があったものを表しています。「ニューヨーク市民が路地裏取引の代償を払うのです」というポスターでは、薄暗い路地裏が犯罪者動詞の接触に格好の場所であること、「手抜きは代償を伴います」というものは、警告の黄色いテープに囲まれた建築物の瓦礫、「たった一回の虚偽検査で大きな代償を払うこととなります」というものは、あらわになっている欠陥のある電気配線がむきだしになっており、それがまわりに危険を及ぼすことをしめしています。これらのポスターは現在地下鉄に貼られており、広く呼び掛けています。今後は市の関係機関にも貼って参ります。



----MisTyのひと言----


”afg&"はホームページもあります。クライアントはかなり大手の企業が肩を並べており、「どうりでポスターがちょっと普通じゃない!」と納得しました。そして、無償で市と協力して、ニューヨークをさらに良い街にしていこうという姿勢に感動しました。"whistle blower (内部告発)"になることは、とても勇気のあることですが、自分のためというより、みんなのためになるということを自覚しなくてはいけないな、と自らを省みた一日でした。。。


MisTy

ニューヨークを見て日本を考える。
Englishラボは考える英語につなげます。
TheHours | Opinion | 時事問題|ニューヨーク | 英語学習

×

非ログインユーザーとして返信する