ニューヨークで野鳥観察ができる、セントラルパークの「ザ・ランブル」で、素敵な英語表現に出会う。
ニューヨークの公園といえば、「セントラルパーク」。そこにいるだけで一日が過ぎます。たまたま撮れた一枚がこれ。頭が一部かけてしまいましたが、ニューヨークでこんな鳥に出会えるとは思いませんでした。
その場所は、セントラルパークの中のこんなところ。
以前書いた「ザ・ローン」に引き続いて、今度は「ザ・ランブル」です。"ramble"とは、
”to go on a walk in the countryside for pleasure”(郊外を楽しみながら歩くこと---ロングマンより)。この意味ではイギリス英語でよく使われているようです。アメリカ英語では、「何を言いたいかよく分からないことを、ブツブツ長く話す」という意味でも使われます。目的なく、あっちに行ったりこっちに行ったりして歩く比喩から来ているのでしょう。
説明の英語を読みます。
The ecosystem is a protected area and is home to many animals, birds, and plants. The Ramble is also one of the top bird-watching locations in the United States.
(ザ・ランブルでは)生態系が守られています。多くの動物、鳥、植物が住んでいます。また、ザ・ランブルは、全米でトップクラスの野鳥観察ができる場所のひとつです。
さらに注意事項が書いてあります。
As you enjoy your walk, please remember:
>Dogs must be leashed at all times
>Walk your bicycle
>Stay on designated paths
Help protect Central Park and the environment
>Please carry out what you carry in
散策をお楽しみの際は、次のことを覚えておいてください。
犬はどんなときでも綱をつけてください
自転車は降りて引いてください
指定された道から外れて歩かないでください。
セントラルパークと環境保護にご協力ください
持ち込まれた物はお持ち帰りください
最後の”Please carry out what you carry in"は、日本では「ゴミはお持ち帰りください」とか、「家庭ゴミを捨てないでください」とか書いてあることが多いです。
でも、"carry out"と"carry in"で表現できる英語ってステキ!と思った一瞬でした。
Englishラボ
MisTy